日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

酷寒の大地を行く - ホテルラッソ釧路

2015-02-14 09:11:04 | 北海道
出発します。昨晩世話になったのは定宿のホテルラッソ釧路でした。宿を押さえる際、「じゃらん」で比較検討するのが基本となっている近年、それを一切しないで半ば自動的に選んでいるのは、ここと会津のフジグランドホテル、福岡の西鉄イン、鹿児島の法華クラブに那覇のロコインなどごくわずかです。それほどまでに愛用しているのは、繁華街の只中にあり料金も最安値に近く、部屋は適度に広くて清潔、そして何より充実した朝食バイキングがあるからに他なりません。

過去繰り返し絶賛してきた朝食バイキングですが、その後宿の朝食というものに凝り出した結果、千円前後も払えばこれ以上の朝食をいただける宿もあるということに気付いてきました。しかし、一泊四千円前後の宿泊料に含まれるものとしては、弘前東栄ホテルと並ぶ双璧と断言します。
その弘前東栄ホテルに比べると、ここの惣菜は一見ごく普通の朝食バイキングのそれです。しかし、一つ一つの惣菜が手作りされており、安いビジネスホテルによくある貧相な朝食とは全くの別物です。そして、この宿にはそれらに加えてカレーという目玉があります。和洋各種の惣菜をおかずにご飯と味噌汁をいただいた後、このカレーをいただくというのが、この宿における朝食の流れです。カレーはもちろんのこと、オニオンスープがこれまた美味なのです。今日も朝からすっかり満腹となりました。

一つだけ書き留めておきたいことがあります。過去にも経験していたことではあるのですが、朝食会場となる一階のレストランにかなり強めの暖房が入っており、そこで味噌汁、カレー、オニオンスープなど温かいものをいただくため、必然的に汗ばんでしまうことです。特に今日は、朝食をとってからすぐさま宿を出てきたため、駅まで歩く間にかなりの汗をかいてしまいました。今後冬場に泊まるときには、薄着で朝食会場に乗り込んだ方がよさそうです。

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