健闘していた天候がとうとう崩れ、今し方雨が降ってきました。それも、雨足がはっきり分かる本降りです。ただし、最新の予報によると三時頃には止むとされます。その可能性に期待しつつ、七尾へ向かって駒を進めることにしました。まずは千路駅に立ち寄ります。
国鉄末期の建築と思しき箱型の駅舎は、安普請にして無味乾燥です。しかし、その駅舎は立派なソメイヨシノに囲まれ、ホームの脇には立派な花壇が広がっています。加えて印象的なのは、開け放たれた待合室の玄関から燕が出入りしていることです。よく見れば、玄関の上に巣があります。あえてそのまま残したのは、遠方からの旅人を暖かく見守ろうという計らいでしょうか。殺伐としたご時世にあって心温まる一幕でした。
国鉄末期の建築と思しき箱型の駅舎は、安普請にして無味乾燥です。しかし、その駅舎は立派なソメイヨシノに囲まれ、ホームの脇には立派な花壇が広がっています。加えて印象的なのは、開け放たれた待合室の玄関から燕が出入りしていることです。よく見れば、玄関の上に巣があります。あえてそのまま残したのは、遠方からの旅人を暖かく見守ろうという計らいでしょうか。殺伐としたご時世にあって心温まる一幕でした。
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