日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

はまなす惜別乗車 - 続・井の中の蛙

2016-01-30 14:58:53 | 北海道
大通公園を歩いたり、道庁に寄ったりするうちに三時を回りました。市電に乗り、銭湯で一風呂浴びれば集合時刻の六時になりそうです。
腹ごしらえを済ませた頃から空が曇り、先ほど雪が舞い降りてきました。日差しが遮られたという事情を割り引いても寒さはかなりのもので、体感的には昨晩と大差がありません。これが東北なら、昼間はそこそこ過ごしやすく、日が落ちてから急に冷え込んでくるところです。昼間から寒いのはさすが北海道といったところでしょうか。

先ほど自分よりも薄着の人々が相当数いることを捉えて、自分の暑がりも井の中の蛙だと評しました。同様に井の中の蛙と思い知らされるのが、街行く人々の歩く速さです。
走る方はともかく、歩く方についてはかなり早い方と自覚しており、日頃歩いているときには周りの通行人を追い抜く方が圧倒的に多くなります。しかし、踏み固められて凍りついた札幌の道ともなると勝手が違い、転倒に怯えながら小さい歩幅で歩かざるを得ません。それを尻目に、地元の人々は何事もないかのように早足で歩いており、自分は次々追い抜かれる始末です。寒さにしても凍結路にしても、何年か生活していれば適応してくるものなのでしょうか。自分は一生かけても彼等には追いつけそうにありません。

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