自身なじみの深い信州の地酒といえば松尾、水尾、明鏡止水といったところで、どちらかといえば東信、北信に偏っています。これに対して中信、南信ではどうかと考えたとき、「美寿々」と並んで多く登場しているのが「信濃錦」です。本日は四年ぶり四回目となる「れとろらべる」を選びました。
その名の通り、地元のスーパーでも売られていそうな古臭いラベルを特徴とする商品でしたが、そのラベルがいつの間にやら一新されていました。信濃錦の字体と配置はそのままに、背景を楓の新緑にしたもので、秋になればこれが紅葉に変わるようです。季節感を織り込んだ演出が風流に感じられる反面、こうなると何がレトロなのかと素朴な疑問が湧いてくるところではあります。
信濃錦最大の特徴といえばとにかく辛いことですが、辛すぎにも思える酒が多い中、こちらには適度な旨味が乗っています。ただし香りは控えめ、燗をつけても香りが際立つほどではありません。辛さを旨とする鳥取の「辨天娘」と同様に、熱めの燗が吉というのが今回の印象でした。
★信濃錦 純米吟醸れとろらべる
宮島酒店(長野県伊那市)
原料米 高遠町山室産美山錦
精米歩合 50%
アルコール分 15.5度
長野県伊那市 正藤酒店にて購入
その名の通り、地元のスーパーでも売られていそうな古臭いラベルを特徴とする商品でしたが、そのラベルがいつの間にやら一新されていました。信濃錦の字体と配置はそのままに、背景を楓の新緑にしたもので、秋になればこれが紅葉に変わるようです。季節感を織り込んだ演出が風流に感じられる反面、こうなると何がレトロなのかと素朴な疑問が湧いてくるところではあります。
信濃錦最大の特徴といえばとにかく辛いことですが、辛すぎにも思える酒が多い中、こちらには適度な旨味が乗っています。ただし香りは控えめ、燗をつけても香りが際立つほどではありません。辛さを旨とする鳥取の「辨天娘」と同様に、熱めの燗が吉というのが今回の印象でした。
★信濃錦 純米吟醸れとろらべる
宮島酒店(長野県伊那市)
原料米 高遠町山室産美山錦
精米歩合 50%
アルコール分 15.5度
長野県伊那市 正藤酒店にて購入
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