日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

明かり煌めく仙台へ 2019 - 紙一重

2019-12-28 20:24:18 | 甲信越
長岡に早く着いても空腹感が戻りません。塩沢石打で関越道を下りました。年末で交通量が減ったのか、流れは終始順調でした。300kmあまりを走って本日の走行は終了です。
宇都宮に泊まるという目論見が頓挫した結果、会津か長岡の二者択一となったことについては昨晩述べた通りです。どちらも捨てがたくはあったものの、実際には流れで決まるかもしれないと思っていました。早々と前橋に着いたとすれば、長岡までまっすぐ行っても日中の残り時間を持て余します。そうなれば関東平野をなぞりつつ東へ走り、日が暮れ次第会津へ向かうのが順当です。これに対し、進行が遅れれば長岡へ向かう方が現実的な選択肢となります。結果としては後者になったわけなのですが、決断を迫られた時点では、まだ会津にも十分行けそうな時間帯でした。それだけにどちらとも決めがたく、最後まで迷ったのもそのためです。
しばらく考えてみたところ、今夜を重視するなら会津、明日を重視するなら長岡だろうということに気付いてきました。長岡には10月にも行っており、なおかつ115系の乗車にかこつけ、近いうちにもう一度行くつもりでいます。これに対し、会津には初夏以来無沙汰をしており、今回を逃せば来年の早春まで機会はないと見込まれました。それだけに、年内にもう一度行けることの価値は絶大だったのです。ただし、会津から仙台へ行くという行程は何度も経験してきており、翌日の行程が新鮮味に欠ける面もありました。その点、長岡から仙台へ走って行くのは初めてです。しかも、今のところ明朝は晴の予報となっており、的中すれば115系を撮りに行くという選択肢が出てきます。日本海の食材が華やかさを増す時期という条件も考えると、総合点では長岡が僅差で上回るという判断でした。
あくまで紙一重の判断に過ぎず、これでよかったのだろうかという疑問はまだ燻っています。しかし、仮に会津へ行ったとすれば、結果として前橋が取って付けたようになるところでした。目新しい方を選ぶという点でも、流れの自然さという点でも、これでよかったということにしておきましょう。
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