日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

花見の旅in信州 2017 - 三峰川

2017-04-17 13:23:54 | 甲信越
一時を回ったところでようやく高遠へ向かいますが、最後にもう一ヶ所だけ寄り道し、三峰川の桜並木を訪ねます。昨日訪ねた黒沢川の桜並木と同様、ここも行きずりで出会い、何度も通ううちに思い入れが湧いてきた場所の一つです。若い桜が年々成長しているのが、思い入れをなおさら深くする理由でもあります。
伊那市街に比べて開花が遅いと記憶していたこちらの桜並木ですが、今のところ五分咲きを過ぎて見頃にさしかかっています。つまり、春日城跡、伊那公園のソメイヨシノと比べてもほぼ変わらないということです。数日来の陽気で急速に開花が進んだ結果、今年は差がつかなかったということなのでしょうか。
正面に木曽駒ヶ岳が鎮座する中、緩やかに弧を描く堤に沿って、桜並木が彼方から続いてくるというのがこちらの眺めです。正面から日が当たる午前中の眺めは特に見事ですが、この曇り空の下では今一つ絵にならないのが惜しまれます。唯一絵になる場面があるとすれば、西の空が暮れていく中、去年から置かれている投光器の明かりがついたときでしょう。あいにくその頃までには降り出すとの予報ではありますが、降り出しが延びたり止み間が出たりすれば、もちろんここを再訪するつもりです。

コメント    この記事についてブログを書く
« 花見の旅in信州 2017 - 酒文... | トップ | 花見の旅in信州 2017 - 拍子抜け »

コメントを投稿