日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

金沢移住顛末記 - 骨折り損

2021-08-21 20:35:26 | 北陸
買い出しをして新居に戻り、届いた寝具を早速広げ、あとは荷物を待つだけかと思いきや、指定した時間になっても音沙汰はなし。そうなるに至って気付いたのが、携帯の不在着信です。留守番電話に残っていたのは運送会社からの知らせでした。転送を取り消す手配が間に合わず、荷物は送り返されたとのことでした。これにより、帰京してから再度こちらへ運ばざるを得ず、無駄な往復が生じます。転送を依頼しなければ、今日中に寝具ともども受け取れていたわけであり、骨折り損のくたびれ儲け以外の何物でもありません。
運送会社に何ら非はなく、咄嗟のことに慌てたこちらの責任です。しかし販売店の対応は残念でした。というのも、一定以上の期間にわたって新居を空ける状況が出てくることは想定の上、極力こちらで受け取れるよう発注の時期を調整し、微妙な場合は実家宛にしていたのです。今日あたりに着くと想定できていれば、宛先を事前に変更したでしょう。しかるにそれをしなかったのは、月末までかかるかのような案内を受けていたからです。それが何の前触れもなく十日も前に発送され、しかもそれがこちらの帰京する直前というのが何とも皮肉でした。
せめて一日早く送ってもらえば、こちらで普通に受け取れたと思うとやるせなさが募ります。しかし、嘆いていても始まりません。この失敗から学ぶべきは、同様のことが再び起きた場合、荷物がこちらに着いてから転送するかどうかを決めるということです。二重生活を乗り切る上での教訓とします。
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