日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

北斗星惜別乗車 続編 - 最後の夜汽車

2015-06-08 22:28:11 | 北海道
夜風を受けつつすすきのから歩いて札幌駅に戻り、発車10分前という破綻のない時間に「はまなす」が発着するホームに上がりました。列車は「スーパー宗谷」からの乗換客を広い8分遅れで発車。「ハイケンスのセレナーデ」に始まる車内放送の後、室内灯が減光されたところです。
一月で正真正銘最後と思っていた「北斗星」に再び乗る機会が訪れ、それが転じて「はまなす」にまで乗ることになるとは、当然ながら予想していませんでした。しかし結果としてはこれでよかったのでしょう。廃止が公式発表されれば、この列車も「北斗星」と似たり寄ったりの状況となり、乗車を楽しむどころではなくなるのが明白です。しかも、この列車が姿を消せば、寝台車はもちろんのこと、夜行列車も急行列車も事実上の終焉を迎えるわけです。これで最後となるかもしれない夜汽車の旅を、余すことなく味わい尽くしたいものだと思います。

★札幌2200/はまなす(202レ)/539青森

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