日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

海を渡って沖縄へ 2019 - 食堂ひまわり

2019-11-24 15:27:53 | B級グルメ
なおも国道58号線を北上してきました。辺土名に着いたところで少し遅めのお昼にします。立ち寄るのは「食堂ひまわり」です。
名護から58号線を北上するという条件を踏まえ、当てにしていたのは「前田食堂」の牛肉そばです。ところが、二時過ぎに乗り込んだところ、店先にはかなりの数の車がたむろしていました。店の収容力からしても、相当待たされそうなのが一目で分かる状況です。前回たやすく入れたにもかかわらず、なぜこれほどと考えてみて、今日が日曜だったという事実に気付きました。前回は土日の両日を移動に充て、翌日からが実質的な滞在だったため、この手の混雑をことごとく回避できていたのです。やはりあと二日延ばすべきだったかと、またしても臍を噛む結果となってしまいましたorz
名護の店へ行けばよかったと悔やんでも後の祭りです。そばだけのために延々引き返すという選択肢はありません。ともかくこのまま走っていき、手近な店へ入るという方針を立てました。しかし、本島最北部の店はそもそも限られます。大宜味には店らしい店も見当たらず、その先にあった漁港の食堂も店仕舞いしていました。そうなると、ツーリングマップルRで推奨された辺土名の食堂しかなさそうです。しかしそのつもりで車を走らせると、手前に看過しがたい佇まいの食堂が現れ、一旦通り過ぎながらも引き返してきたというのがここまでの顛末です。
コンクリート平屋建ての一軒家は、遠目に見ると共同売店のようでもあります。よく見ると、ペンキで描かれたコカコーラのロゴと屋号が強い日射しと雨風で風化し、ほとんど見えなくなっていました。いかにも沖縄の食堂らしい佇まいは申し分なく、年配の店主と女将が仕切るところもこちらの期待通りです。そばと炒め物をお中心にした短冊の品書きの筆頭には、先ほどいただきそこなった牛肉そばが掲げられていました。「前田食堂」のそれに比べ、牛肉ともやしの盛りが控えめではありますが、食が細った自分にはこれで十分ともいえます。思わぬ形で埋め合わせができたのは幸いです。

食堂ひまわり
国頭郡国頭村鏡地267
0980-41-2175
1100AM-1800PM
牛肉そば小600円
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