都内でも徐々に蝉の声が聞こえ始めた今日この頃、夏の高校野球は前日に続いて雨にたたられ21大会170試合の開催にとどまり、梅雨の末期の季節感が漂う一日でした。この日は青森大会に注目です。
史上初の甲子園決勝引き分け再試合を戦い、昨年は県大会4強まで残った三沢が今年も初戦を突破した一方で、122-0という伝説のワンサイドゲームで敗れた深浦の後身、木造深浦は苦杯をなめています。当時の勝者である東奥義塾は、その前日にやはり初戦で姿を消しました。相手は5度の甲子園出場を誇る弘前実でしたが、一方の東奥義塾も4回の出場経験があり、最後の出場からそれぞれ14年、29年のブランクがあるという点でも似ています。同じ弘前の古豪対決ということで、県内ではそこそこ注目された一戦だったようです。ちなみに三沢は41年前の決勝引き分け再試合が最後の甲子園出場ですが、春夏通算3度の甲子園はいずれもエースの太田幸司を擁してのものであり、古豪というよりいわば「伝説の一発屋」とでもいうべき存在です(汗)
もう一つの注目は同じく初戦を突破した五所川原農林です。青森だけにこの手の職業高校には事欠かないという先入観に反し、農業科があるのは県内で7校、そのうち校名に「農」がつくのは4校に過ぎず、実は東京と比べても全く変わりません。とはいえ、五所川原の地名を組み合わせると響きが全く違います。瀬戸内の風情漂う職業高校が商船高専だとすれば、五所川原農林は東北の風土が伝わる職業高校の一つだと思います。明日は三沢とともに2戦目に臨みます。この夏は両校の名をあと何回見ることができるでしょうか。
★青森大会2回戦(7/13)
光星学院10-0弘前東
金木0-10x三沢
大湊川内7-0八戸南
田子0-7x五所川原農林
鶴田0-17x十和田工
青森中央2-1弘前南
黒石11-3木造深浦
三戸8-3 八戸北
野辺地0-7x青森山田
聖ウルスラ2-12x六戸
松風塾1-16野辺地西
六ケ所4-5x八戸工大一
史上初の甲子園決勝引き分け再試合を戦い、昨年は県大会4強まで残った三沢が今年も初戦を突破した一方で、122-0という伝説のワンサイドゲームで敗れた深浦の後身、木造深浦は苦杯をなめています。当時の勝者である東奥義塾は、その前日にやはり初戦で姿を消しました。相手は5度の甲子園出場を誇る弘前実でしたが、一方の東奥義塾も4回の出場経験があり、最後の出場からそれぞれ14年、29年のブランクがあるという点でも似ています。同じ弘前の古豪対決ということで、県内ではそこそこ注目された一戦だったようです。ちなみに三沢は41年前の決勝引き分け再試合が最後の甲子園出場ですが、春夏通算3度の甲子園はいずれもエースの太田幸司を擁してのものであり、古豪というよりいわば「伝説の一発屋」とでもいうべき存在です(汗)
もう一つの注目は同じく初戦を突破した五所川原農林です。青森だけにこの手の職業高校には事欠かないという先入観に反し、農業科があるのは県内で7校、そのうち校名に「農」がつくのは4校に過ぎず、実は東京と比べても全く変わりません。とはいえ、五所川原の地名を組み合わせると響きが全く違います。瀬戸内の風情漂う職業高校が商船高専だとすれば、五所川原農林は東北の風土が伝わる職業高校の一つだと思います。明日は三沢とともに2戦目に臨みます。この夏は両校の名をあと何回見ることができるでしょうか。
★青森大会2回戦(7/13)
光星学院10-0弘前東
金木0-10x三沢
大湊川内7-0八戸南
田子0-7x五所川原農林
鶴田0-17x十和田工
青森中央2-1弘前南
黒石11-3木造深浦
三戸8-3 八戸北
野辺地0-7x青森山田
聖ウルスラ2-12x六戸
松風塾1-16野辺地西
六ケ所4-5x八戸工大一
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