日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

汽車旅in北海道 五日目

2012-12-26 14:27:00 | 北海道
出発で10分遅れ、千歳線内でさらに10分遅れて、この先どうなることかと思ったところが、その先は時折吹雪に見舞われながらも疾走を続け、ほぼそのままの遅れを保って函館に着きました。東北なら数時間単位の遅れもあり得る条件下で、何事もないかのように130km/hが出せるのですから、北海道の雪害対策は大したものです。
しかしながら、この遅れが響いて新青森行の特急には接続できなかったため、次の列車が出る四時前まで少なくとも一時間半ほど函館での滞在時間ができました。最終列車まで粘ればさらに一時間延びはするものの、二時間半では帯に短したすきに長しといった感があるため、お昼をとって土産を買って、一本前の列車で出ようかと思っています。
それにしても、今日の函館の天候は行きがけとは全くの別物です。湿った雪は札幌と同じ乾いた細かい雪に変わりました。寒さもかなりのもので、全身こわばるほどではないにしても、ほんの一、二分外気に触れれば指先が痛くなってきます。少なくとも、寒さに関しては今朝方の札幌より上です。それもそのはず、日中の最高気温は氷点下7度ということになっています。北海道の最後をこの寒さで締めくくれるのですから、ある意味有終の美といえるのではないでしょうか。

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