北海道花見の旅Part2前夜

前代未聞の三週連続となる北海道への出発が明日に迫りました。これまで散々世話になったウェザーニュースの「さくらCh.」によれば、最後まで蕾で残った釧路と稚内の桜が今日開花を迎え、桜前線がようやく日本列島を縦断したことになります。今週末が見頃なのは道内でも富良野と根室を含め二、三ヶ所しかなく、長かった桜の季節にもいよいよ終わりが近づいたことが分かります。「これが最後」といいつつ引きずり続けた花見の旅も、今回が正真正銘の最後となります。
どうやら釧路の桜の見頃は来週末まで延びそうなので、そうなると例によって「また来週」という考えが頭をもたげるのは致し方のないところです。しかし、とことん追いかけるとしたらそれこそ択捉島まで行かなければならないわけで、それは現実の問題として不可能です。散り際まで見届けるのは無理だとしても、日本列島で最も遅い桜が咲くまでを見届けることができるのは事実です。桜前線とともに日本列島を縦断するという、年間構想で思い描いたプランをかくも見事に実現できたのは、当然ながら自分一人の力によるものではありません。これ以上引き延ばすよりも、一生に一度しか訪れないかもしれない貴重な機会が巡ってきたことに感謝しつつ、長旅の幕を引きたいと今は考えている次第です。数日後に考えが変わっている可能性はなきにしもあらずですが、それはまあそれとして。

今日は少し疲れています。自分は北海道行きの飛行機を三度も寝飛ばした人間です。最後の旅が寝坊で終わってしまっては話になりませんので、前置きはこの辺にして寝ます。おやすみなさい…