日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

酷寒の大地を行く - 再び裏目

2015-02-14 13:35:38 | 北海道
帯広で下車し、向かいのホームの普通列車に乗り継ぎました。滝川まで180kmを三時間半以上かけて走る、今時貴重な長距離普通列車で、列車番号が変わる前を含めると、実質的な運転区間は浦幌からの230km以上にも及びます。
普通列車で延々行くのは、旭川を目指す以上その方が近道であり、札幌で特急を乗り継ぐ場合と比べても、到着時刻には大差がないからです。ならば趣向を変え、キハ40の普通列車に揺られて行こうと考えました。ところが、この選択がまたしても裏目に出てしまいました。
誤算は二つあります。まず、特急から乗り継いだ時点で、発車15分前にもかかわらずボックス席が埋まっており、ロングシートに甘んじるしかなかったことです。15分前でこの有様ということは、発車間際になれば当然デッキにまで立ち客が溢れてきます。芽室、十勝清水に新得と、乗客が入れ替わりそうな駅はいくつかあるとはいえ、昨日花咲線で見事なまでの惨敗を喫した後だけに、ロングシートに三時間半という最悪の事態が念頭を去りません。
もう一つの誤算は、発車の直前になって西帯広で分岐器の不転換が発生し、今のところ定刻から20分が経過しても一切動きがないことです。これだけ遅れてしまえば、札幌経由との所要時間の違いが無視できなくなってきます。少なくとも、新得まで特急で先行しておけば、そのまま着席できたのはもちろん、列車を待つ合間に駅そばをいただくなどの使い道もあったわけです。またしても結果論で臍を噛むという、何ともやりきれない状況に陥ってしまいました。昨日から乗車については負け続けていますorz

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