日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

晩秋の大地を行く 2021 - 富喜和荘

2021-11-04 09:05:55 | 旅日記
かつて不動の定宿だったホテルラッソは、運営者の交代により様変わりしてしまいました。あまつさえ、近年は平日にもかかわらず宿が異様に混み合う事態に度々見舞われ、選り好みするどころではありません。しかし一昨年、富喜和荘という救いの神が現れました。簡素ながらも小ぎれいに保たれた館内が好ましく、温厚な館主によるもてなしもしみじみありがたく感じられ、去年はこちらに連泊しました。今回は他と比べるまでもなく、ここだと決めていた次第です。
繁華街の只中にあったホテルラッソと違い、こちらの宿から繁華街までは歩いて十数分かかります。昨晩の雨の中ではいささか難儀する距離でした。しかしそれでも、繁華街の近くの宿をとろうというつもりは全くありませんでした。釧路を訪ね、この宿に泊まっていくことも、不可欠な行程の一つになってきたということです。今回も一泊とはいえ立ち寄れたことを幸いに思います。
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