日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

錦繍の津軽を行く - 最勝院

2018-11-04 14:50:19 | 東北
別れの時が近付いてきました。続いては最勝院を訪ねます。
山門から本堂へと続く参道沿いの楓が見事に紅葉しており、本堂の脇に立つ銀杏の大木も鮮やかです。それを山門越しに眺めれば、あたかも一枚の絵を額縁に収めたかのように見えます。それだけに、ほぼ雲がますます厚くなってしまったのが残念です。
とはいえ、曇り空ではくすんで見える楓と違い、銀杏はそこそこ絵になっています。楓が最も映えるのは光に透かしたときですが、銀杏の場合は順光でも逆光でも決定的な違いがありません。その結果、晴天下では五分五分でも、曇り空では銀杏と楓の差が際立つということでしょう。怪我の功名というべき発見でした。

コメント    この記事についてブログを書く
« 錦繍の津軽を行く - 長勝寺 | トップ | 錦繍の津軽を行く - 富田の清水 »

コメントを投稿