日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

さくらさく 2015(3)

2015-03-27 23:03:28 | 旅日記
予報がおおむね的中し、やや肌寒い平日が五日続きました。日毎に遠景は霞み、風は弱まり、気温も上がってはきたものの、早春と春本番の間を、辛うじて前者の側に踏みとどまったような天候は一貫していました。
桜の開花も思ったほどには進まず、早咲きの木がようやく五分咲き、遅咲きの木にいたっては、遠目にはまだ蕾に見えます。結局、早起きして近所を一周することも、昼休みの時間を惜しんで花見に繰り出すこともなく、担いだ機材も無用の長物でした。連日の晴天とは裏腹に、開花がほとんど進まないのは惜しまれます。もっとも、往生際の悪い性分としては、細く長く楽しめるのは望むところです。この先急に気温が上がり、そこへ雨風が吹き付けるという展開にならない限りは、来週末まで都内で花見ができるのではないでしょうか。
花盛りにはやや早いという状況ではありますが、今週末は地元での花見に注ぎ込みます。今季は西日本と関東で開花状況にほとんど差がなく、どこかで見頃を先取りするという選択肢がないからです。しかし、五分咲きならば見物客もそれほどにはならないと予想され、花見にはむしろ好都合ともいえます。「銀次」が開く第四土曜に重なり、横須賀に足を延ばすという選択肢も考えられなくはないものの、やはりこの時期は夜桜でしょう。近所を一周した後、靖国神社の露店で一献傾けようかと考えています。

コメント    この記事についてブログを書く
« 本日の晩酌 - 幻の瀧 | トップ | さくらさく 2015(4) »

コメントを投稿