日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

北海道花見の旅 2018 - かめや旅館

2018-05-06 11:08:30 | 北海道
とるものもとりあえず出てきましたが、昨晩世話になったのはかめや旅館でした。浦河とえりもの二者択一という状況で後者にしたこと、岬の近くではなく市街の宿にしたことについては既に述べましたが、えりもの場合予約サイトで手配できる宿がありませんでした。大分空いてきたとはいえ大型連休中だけに、現地へ行ったはよいものの宿がないという事態も想定されます。そこで事前に調べたところ、えりもの市街には少なくとも二軒の宿があるようでした。どちらも似たような商人宿で、料金、設備のいずれについても大差はなさそうでしたが、唯一違ったのが部屋の数です。その結果、あえて小さいこの宿を選ぶという結果でした。
市街に入った直後にある、飾り気のない箱型の建物は、近年改築されたものなのでしょう。どこもかしこも真新しい館内は、清水の定宿である和風ビジネス旅館福住を彷彿させます。中でも特筆すべきは、鏡のように磨かれたニス塗りの床です。これだけの艶を保ち続けるために、毎日どれだけ時間をかけて手入れをしているのでしょうか。この床から推し量れる通り、客室の手入れと整理整頓も行き届いていました。真新しい畳が香る八畳間で、快適に休めたことに感謝します。

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