日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

汽車旅in新潟(6)

2009-01-10 20:36:26 | 居酒屋
長野の街に着きました。駅近くの路地裏の居酒屋で呑みます。教祖の事前情報に頼りすぎた昨年への反省から、新年第一回はあえて自分で発掘することにしました。ネット上の口コミから当たりをつけて訪ねたのがこの店です。カウンター席中心の店内、備前焼の器、選び抜かれた全国の地酒、店内禁煙、酔客お断りというポリシーがただならぬものを感じさせます。都会の居酒屋のごとく十四代を一押しにしているのが個人的には「…」と思うところではありますが(汗)
お品書きはありますが、酒も料理も日ごとに入れ替わるので、その日のおすすめを親方に見繕ってもらうのが正統な楽しみ方といえそうです。「初代おいちゃん」こと森川信を思わせるきっぷのいい親方が酒と料理について饒舌に語ってくれます。ただし、あまりに滑舌がよすぎてこちらが押し負けそうになることが多々ありますので、自分の好みはハッキリ伝えた方がよいでしょう。

この場を借りて懺悔しなければならないことが一つあります。最終の新幹線で帰るところを、話の流れ上長野で一泊することにしてしまいました(汗)
三連休だというのにわざわざ一旦帰宅して翌朝再び旅立つという、自分にとってはおきまりの、しかし他人様からすれば不可解な行動を説明しようとすると長くなるので話を取り繕ったつもりが、親方の滑舌のよさもあって「市内に一泊して翌日は善光寺参り」という方向に話が進んでしまい、ご丁寧に観光案内までしてもらうことに。いまさら「実は最終列車で帰ります」と言い出すこともできず、少々申し訳なく思いながら席を立ったのでした。ま、この時間なら宿泊すると思いますね普通は…
今度長野で呑む機会があったとすれば、親方とこの日の後日談に花を咲かせることにしましょう。その節はいろいろとありがとうございましたm(__)m

ながい
長野市南千歳2-15-17
026-227-9567
1600PM-2200PM(LO)日祝休

水尾・佐久乃花
お通し(長芋)
馬肉・肝煮・雑炊
〆て3900円

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