日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

私がblogを始めたわけ

2008-04-03 19:26:52 | 旅日記
明日で開設二ヶ月になるのを機会に、このblogを始めたわけについてお話ししたいと思います。

「元縄文人」として知られる山崎三四造さんの体験談がblogを始めたきっかけの一つになっています。知らない方のために説明しますと、55歳の時に退職金を元手に竪穴式住居を建てて、縄文人と同じ自給自足の生活を二十年続けたという伝説の人です。
その山崎さんが三年前に縄文人を「卒業」したきっかけは、縄文人としての生活の記録を後世に残すためだったといいます。若い頃からの夢だった縄文人になりはしたものの、年を重ねるにつれて一生このままでいいのかという思いが湧き上がったのだそうです。世捨て人として一生を終わり、全てを闇の中に葬るよりも、縄文人として生きた記録を後世に伝えようと思い立ち、長年慣れ親しんだ縄文人の暮らしを卒業して、今は自ら「縄文博物館」を開いて資料の収集整理に明け暮れる毎日だそうです。

元縄文人とこのblogに何の関係があるかといえば、要は「旅の記録を残すために始めた」ということなのです。風の吹くまま西東、気ままな旅鴉の暮らしはもちろん楽しいのですが、「楽しかった」というだけで終わっていいのかという考えはどこかにありました。それが「元縄文人の三四造さん」の話を知って、自分も記録を残そうと思い立ったのが一つのきっかけになっています。
もっとも、今は一日二桁から三桁のアクセスがせいぜいですから、旅と同様自己満足の域を出ていないのが現実ではあります。しかしblogのデータは退会しない限り半永久的に残るものなのだそうです。いつの日か後世の人が自分の記録を発見してくれるかもしれないという一種のロマン、これがblogの楽しみの一つといえそうです。

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2 コメント

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ブログは続けて下さいね。 (転職ぼうや)
2008-04-03 23:30:48
私のちょっとした楽しみなので今後とも続けて下さいね。
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毎度 (mosboya)
2008-04-04 18:43:02
「ありがとう、今のおいらにこんな優しい事言ってくれるのはお前さん方だけだ本当にありがとう」

『男はつらいよ フーテンの寅』の一節です。
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