椿栽培日記 （１１０） ２０２２−３−３０

久しぶりの栽培日記です。昨日の日差しが嘘のような今日の雨。ポプラの芽がいっきに少しけぶった若葉色に変わっている。ベランダのつばきは今が最盛期、来週には花後の植え替えをしなくては・・・。

＜グランド・スラム＞　　

この椿のなんとも言えない深い赤色の素晴らしさ！　しかし＜グランド・スラム＞なのか＜グラン・プリ＞なのか区別がつきません。共にヌッチオズ農園の名花で、花にひれ伏す思いで育てています。

＜菱唐糸＞　　江戸期からの古典品種で関西の名花。花付きが良いので、そのせいか樹勢は弱いので、摘蕾をしています。

＜三谷絞＞　　伊予つばき　　柔らかいサーモンピンクに丸い白斑が素敵です。

＜平安＞　　伊予つばき　　砂糖菓子のような薄く透明な花びらが水平に波打って重なり開く。あわあわとした薄桃色に波のような白覆輪、どこにも無い美しい椿、O先生作出の名花です。

H氏邸の椿 （５） ２０２２−３−２５ 〜２〜

続きです。

＜岩根絞＞　　濃い紅地に白斑が鮮やかに現れる八重の大輪。

＜紋丁子＞　　と名札がありました。

＜聚楽＞　　淡い桃地に紅覆輪のグラデーションが美しい。　　

＜さつま紅＞　　大輪で花つきが良く欧米で人気の品種。

＜春の台＞　　薄桃地に紅の縦絞りがくっきりと入る江戸期からの古典椿。

＜紅荒獅子＞　　いつ見ても圧倒されます。

＜蝦夷錦＞　　＜絵日傘＞＜絵姿＞＜吹き上げ絞＞よく似ています。

＜　　　＞　　入口の薄桃色の椿！　　

＜桃太郎＞　　おっとりと底白の椿。

＜酒中花＞　　白地に紅覆輪の八重牡丹咲きは国内唯一と図鑑にあります。江戸期からの古典椿。

　　　　　〜美しい椿達との逢瀬、素晴らしいひとときをありがとうございました〜

　

　　　　　　　　

H氏邸の椿 （５） ２０２２−３−２５ 〜１〜

前回のH氏邸訪問から４年が過ぎた今年、「椿が満開ですよ」とのお誘いを受けて、有志４名で出掛けることになりました。人生後半のその又後半の歳月というのはそれぞれに紆余曲折を潜り抜けた物語があって、懐かしさもひとしおです。平均年齢◯◯才の集まりは味わい深くもあり、子供っぽくもあり心の垢も少しは落とせたかなという思いでひと味違いました。椿は少しばかり満開を過ぎ、真上から照っていた太陽で写真の写りとしてはいまいちですけれど、それはそのまま今の私達の姿のように思えます。いつまでも続くコロナ禍、心痛むウクライナの惨状、色々な思いに駆られる毎日ですが豪華絢爛に咲く珍しい椿から元気を与えられて、幸せなひとときを過ごすことが出来ました。名椿の庭へのお誘いありがとうございました。

＜玉かんざし＞　　とっても綺麗。なぜ図鑑に載っていないのか不思議に思います。わたしが知らないだけでしょうか？　

　　

＜無双＞　　憧れの椿が庭植えで咲いていました。うっとり〜。

＜弓場絞＞　　絞り模様がとても素敵です。

＜　　　　＞　　紅羽衣だったかしら？

＜バレンタインデー・バー＞　　超人気の薔薇咲きの極大輪。綺麗に撮れていませんでした。残念です、そしてすみません。

＜ブラックマジック＞　　２メートルを越す大木になっていました。びっくり！

＜ナイトライダー＞　　きれいというよりドキドキします。

＜トロフィー＞　　バラ咲きの極大輪　（米ーヌッチオ　１９８８）

＜リラナフ＞　　頭上の春爛漫！　

＜大虹＞　　横杢斑がオーロラ状に綺麗に出ています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

第２５回松山城二之丸つばき名花展開催 （４）

本日３月１３日　第25回二之丸つばき名花展を無事に終えることが出来ました。

＜タマアメリカーナ＞

＜那古井の春＞

＜紅孔雀＞

＜タマありあけ＞

＜純友＞　　伊予つばき

＜乗願寺＞　　伊予つばき

＜大洲藪＞と＜ニライカナイ＞の実生

　　　　　　

　　　　　　　ありがとうございました。

第２５回松山城二之丸つばき名花展開催 （３）

＜三谷絞＞　　伊予つばき

＜伊予櫓＞　　伊予つばき

＜大樹＞　　伊予つばき

＜伊代夢殿＞　　伊予つばき

＜今坊の月＞　　伊予つばき

＜源氏車＞

＜酒中花＞

＜黄鳳＞

＜王冠＞

搬入時はまだ蕾みだったのが、次々と咲き出して会場は一層華やかになっています。