本日のお当番は、奈良からはるばると届けられたお菓子「糊こぼし」のお相伴にあずかりまして口福眼福の日でありました。
天下泰平と五穀豊穣を願って、奈良、東大寺の修二会(お水取り)で十一面観音様に供花される、紙で造られた椿「糊こぼし」。その紅白の仙花紙の花弁に黄色のシベが覗く造花を、紅白の練り切りと黄身餡で表したのが菓子の「糊こぼし」。
供花の紙の糊こぼしはなんと400個も造られるそうで、その時に糊が赤い花弁の上にこぼれたのが名の由来とか、インスピレーション溢れるネーミングと菓子の愛らしさ!心浮き立つ春の一日。O氏のお心配りに感謝いたします。
「糊こぼし」
続く