母が脳梗塞で倒れ、3日間、九州の田舎に帰っていました。
もともと不整脈などの持病があり、リスクは非常に高かったのですが、<それ>は、やはり突然にやってきました。
やられたのは左脳の後ろ側。大脳皮質のいわゆる「言語野」にあたります。
母は右利きなので、「言語野」は左脳にあります。ずばり言葉に不自由が出ています。
こちらの言う事はほぼ理解できていて、ろれつが回らないという事はないんですが、<言葉がうまく探せない>感じです。固有名詞、人名がうまく出ません。
まだ急性期なので症状には波があります。症状や、今後の後遺症の範囲が固定するのには、もうちょっと時間がかかりそうですが、やられた範囲と場所から考えると、少なからず後遺症が残ると思います。当面は<失語症>が重症のまま固定化されないためのリハビリをする事になりそうです。
自分がしてあげられるのは、そばにいて話し相手になったり、体をさすったりする事ぐらいでしたが、お互いに安心感の中にいられる時間を過ごす事ができました。
夜は実家に帰ったのですが、何かしてあげられることはないか?と考えて、好きな音楽を聴ける環境を作ってあげようと思い立ち、電気屋さんでHDDオーディオプレイヤーを買ってきました。
モーツァルトの曲や、合唱(父と母は合唱団で知り合った、大の音楽好きです)の曲をCD20枚ぐらい入れておきました。
幸い、手足に麻痺やしびれはなく、動きはゆっくりですが、細かい作業はできるようです。
選んだ機種はSONYの、NW-HD5 です。iPODはホイールの操作が意外とデリケートなのでパス。
NW-HD5は、ボタンごとに機能が独立しているので、操作を覚えるのに、それほど苦労がかからないと思われます。表示も大きいです。
母に、簡単に一通りの操作を教えると、すぐに理解してくれました。さすが、女性アマチュア無線技師の先駆者!飲み込みが早いです。
あらかじめ、最初に<G線上のアリア>がかかるようにセットアップしていました。
寝ている母の耳にイヤホンをつけさせてスタートさせると、目をつぶって聞き入っています。
1分もしないうちに寝息をたててお休みになりました。音楽の癒しの力でしょうか?
東京から駆けつけた母の姉とバトンタッチして、3日間の滞在を終えて東京に戻ってきました。途中の飛行機の中では、急に寂しさがこみ上げてきました。有無を言わさず時速900Kmで愛しい母から離れなければならないのです。
「なんで こんな事に なってしまったんやろうか・・・」と、途切れ途切れに話す寂しげな母のそばにいられないのは、とてもつらいです。
離れて暮らす母に対して、できる親孝行はとても限られている、という現実がリアルに感じられます。
これからはリハビリとか、介護とか、未知の世界が待っていますが、早く日常に近づいて安心して過ごせるように家族の心を合わせて、がんばります。
もともと不整脈などの持病があり、リスクは非常に高かったのですが、<それ>は、やはり突然にやってきました。
やられたのは左脳の後ろ側。大脳皮質のいわゆる「言語野」にあたります。
母は右利きなので、「言語野」は左脳にあります。ずばり言葉に不自由が出ています。
こちらの言う事はほぼ理解できていて、ろれつが回らないという事はないんですが、<言葉がうまく探せない>感じです。固有名詞、人名がうまく出ません。
まだ急性期なので症状には波があります。症状や、今後の後遺症の範囲が固定するのには、もうちょっと時間がかかりそうですが、やられた範囲と場所から考えると、少なからず後遺症が残ると思います。当面は<失語症>が重症のまま固定化されないためのリハビリをする事になりそうです。
自分がしてあげられるのは、そばにいて話し相手になったり、体をさすったりする事ぐらいでしたが、お互いに安心感の中にいられる時間を過ごす事ができました。
夜は実家に帰ったのですが、何かしてあげられることはないか?と考えて、好きな音楽を聴ける環境を作ってあげようと思い立ち、電気屋さんでHDDオーディオプレイヤーを買ってきました。
モーツァルトの曲や、合唱(父と母は合唱団で知り合った、大の音楽好きです)の曲をCD20枚ぐらい入れておきました。
幸い、手足に麻痺やしびれはなく、動きはゆっくりですが、細かい作業はできるようです。
選んだ機種はSONYの、NW-HD5 です。iPODはホイールの操作が意外とデリケートなのでパス。
NW-HD5は、ボタンごとに機能が独立しているので、操作を覚えるのに、それほど苦労がかからないと思われます。表示も大きいです。
母に、簡単に一通りの操作を教えると、すぐに理解してくれました。さすが、女性アマチュア無線技師の先駆者!飲み込みが早いです。
あらかじめ、最初に<G線上のアリア>がかかるようにセットアップしていました。
寝ている母の耳にイヤホンをつけさせてスタートさせると、目をつぶって聞き入っています。
1分もしないうちに寝息をたててお休みになりました。音楽の癒しの力でしょうか?
東京から駆けつけた母の姉とバトンタッチして、3日間の滞在を終えて東京に戻ってきました。途中の飛行機の中では、急に寂しさがこみ上げてきました。有無を言わさず時速900Kmで愛しい母から離れなければならないのです。
「なんで こんな事に なってしまったんやろうか・・・」と、途切れ途切れに話す寂しげな母のそばにいられないのは、とてもつらいです。
離れて暮らす母に対して、できる親孝行はとても限られている、という現実がリアルに感じられます。
これからはリハビリとか、介護とか、未知の世界が待っていますが、早く日常に近づいて安心して過ごせるように家族の心を合わせて、がんばります。
私の母は十数年以上前に癌でなくなりました。
腰が痛いと言うので病院で検査を受けると、
肺ガンがもとですでに全身に転移していました。
その時には何も親孝行できませんでした。
せいいっぱい親孝行してあげてください。
私はデザイナーの仕事をしていますが、
昨年末にホームヘルパーの資格を取り、
それなりに介護の大変さを知っているつもりです。
今は介護保険もありますし、上手に使って
お母さんを助けてあげてください。
義弟がリハビリ専門医なので何かあれば
相談にのってあげられるかもしれません。
大変でしょうががんばってください。
とはいえ、ご無理をなさらずに。
モーリーさんのお母様に対する愛情、とても伝わってくる文章でした。お大事に、そして無理をなさらずに。
MRIを今日撮ったので、父から結果の連絡が来ました。
詰まっているのは太い血管ではなく、幸い細い血管だったので、これ以上範囲は拡大しないし、手足に影響が出る事もないだろう、という事でした。
食欲も回復し、夕食も7割食べたとのこと。点滴も来週早々に取って、薬に切り替えるという事です。
来週、リハビリの先生の診察があり、入院のままリハビリして退院するか、退院してからリハビリに通うかを決めるそうです。
思ったより重症にならずにすみそうだし、かなりの所まで回復できるんじゃないか?と思ってます。
自分が居た時は、父や弟が仕事でいない間、母はずっと自分に話しかけてきてましたから、急性期に話し相手ができたという意味でも回復の役にたてたのかな?
うちの母はこの冬に軽い梗塞になったか顔の左半分が動かせなくなると言った状態になりました。
リハビリを行うことで結構回復し、他に問題らしいことも起きていないので今は安心しています。
リハビリ自体根気よくやるしか無いと思うので、頑張るように励ましてあげて下さいね。
#近くにいられない分、気を揉むしか無いと思うけどその辺もがんばって。
PCが使える状態ならIP電話とかで話せる環境を作ってあげるとかかな?
ご無沙汰です、でも検査の結果がでて本当に良かった…一安心ですね。私も夫から聞いてびっくりしてあわてて読んじゃいました。(というのも私も入院中…)
リハビリはじっくりこつこつ大変だと思いますが、たとえばHDDプレーヤーに朗読ものなんかを入れてもいいかもしれませんね。
大変だと思いますけれど、本当に本当にがんばってくださいね、もーりーも、そしておかあさんも…!
私も両親を九州に置いて関東にいるので、たまに心配に思います。親孝行できるうちにしとかないといけないですね。
お母さんが元気になりますように