食べ歩きとハイキングの旅

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【老舗の食べ歩き】新宿の「つな八総本店」で、春の山菜、ウニ、蛤の天ぷらを!!

2019年03月15日 | グルメ

春らしいものといえば、山菜の天ぷらです。
他に、カツオ、蛤、ホタルイカなどもよいですね。

今日は新宿で、昔懐かしい雰囲気の天ぷらを頂きたいと思って、お店を探してみました。

新宿駅近くには、老舗の天ぷら屋さんである、「船橋屋」本店と「つな八」総本店があります。

本当にすぐ近くで、どちらも人気のお店です。



船橋屋は創業明治19年、現在の場所に店を構えて大体130年になるそうです。



一方、新宿つな八は大正13年に創業し、店を構えてから90年余り。

船橋屋の方が、つな八よりも40年くらい歴史が長かったのですね。
どちらの店頭にも、季節感のあるおすすめが案内されています。



入口横のおすすめの立て看板をみると、かつお、稚鮎、蟹甲羅揚げですって!!
こちらのお品書きに惹かれてしまいました、
今日はつな八総本店で頂くことにしましょう。



今回は気になる単品がありますので、2人がバラバラに注文することにしました。
江戸前膳1人前と、単品注文です。
カウンターから見ると、単品天ぷらの品書き札はあるのですが、価格はどこにも表示されていません。
手元のメニュー票もしかり。

うん、でも、気になるものを注文してみましょう!!



ビールや冷酒を注文すると、2種類のお通しを見せて、どちらを提供するか、もしくは不要であるかの確認があります。
お通しは注文しないという選択肢もありますので、分かりやすいです。



灘の白鹿酒造と共同開発した綱八生酒、ボトルには、「つな八」と書かれています。



最初は、カツオのタタキから。
程よい量の、スライスされたニンニクも生姜もあって、ボリューム感もあります。



たらの芽やふきのとう、うどなど、春野菜の天ぷら5種の盛り合わせ。
春の香りがします。
春野菜には、各種の塩が合うようです。



天つゆに大根おろし、梅おろし、わさび塩、ゆかり塩などが並んでいます。



早速、入口の看板で見かけた蟹甲羅揚げ。
蟹の身や銀杏、三つ葉などが蟹の甲羅に盛り付けられていて、甲羅ごと揚がっているんです。

すだちを2度にわたってかけてお召し上がりください…とのことです。
わさび塩を振りかけてからいただきました。



稚鮎、イカ、蕗の薹。
塩が合います。

味は申し分ありませんが、盛り付けがもう少しキレイだと良いかな。



うにの海苔巻。
これは、ここの名物でしょう。
たっぷりのうにが海苔に包まれていて、わさび醤油でお召し上がりくださいとのこと。
注文してみたくなる逸品です。



蛤の天ぷら。
これも、ここの名物です。
ふたつの殻に、蛤のむき身やシイタケが載っていて、殻ごと揚げられていますので、見た目にもインパクトがあります。
日本酒によく合います。



車海老の天ぷら。
頭も足も、パリパリに美味しく揚がっています。
やはり、海老は車海老が美味しいですね、甘みがあります。



江戸前の穴子。
程よい弾力で、新鮮な感じです。



コースのかき揚げは、小さな天丼にしていただくことも出来ます。
シジミの味噌汁、香の物もセットです。



最後に新宿中村屋とコラボした揚げ饅頭。
黒糖と酒香の2種類があります。
もう、お腹一杯なので持ち帰りで頂くことにしました。


2人分のお会計は、全部で2万円足らずというところです。
蟹だの、ウニだの、蛤だの、いろいろと頂いたワリには、庶民的なお値段というところでしょうか。

ところで、このつな八総本店で単品の天ぷらを注文した場合の価格は、入口のおススメ看板にも、店内のお品書きにも、メニュー票にも表示されていません。

ネットで見ても、商品名はあっても価格は表示されていません。
時価ということなのかもしれませんが、注文しづらいですよね。

ご参考までに、今回の単品は・・・、

■蛤の姿揚げ   1620円

■うにの海苔巻  1944円

■かにの甲羅揚げ 2700円

■春野菜の天ぷら 1080円

でございました。

やはり、いくら探しても価格が分からないというのも気になりましたので、ご参考までに。

コメント
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