本エントリーのタイトルの件、池澤夏樹「ハワイイ紀行」のパクリでは決してありません、ええ。「海戦士編」「巡り会い浜」とかもガンダムとは関係ありません。この7月に二冊目のパスポート(5年+10年)が失効するのですが、あちこちほっつき歩くようになってから15年経過し、やっとたどり着いたハワイです。そういうわけでランダムに報告します。
■ダイヤモンドヘッド
「絶対行くべき」とのアドバイスを得て、行きました、ダイヤモンドヘッド。三日目にやっと(二日目にも行こうとしたのですが、バス停で並んでいたら雨が降ってきたので縁起が悪いとすぐ延期しました)。「ワイキキビーチが目の前なのに、なんで登山?」などと念仏を唱えていました。
低いとはいっても山です。スイッチバックしながら、登り続けます。「ヘリでダイヤモンドヘッドにアプローチ」というオプショナルツアーはどうでしょう、JTBさん。
登ること約30分。絶景です。ワイキキビーチが一望できます。ちょっと雲が多いのが玉に瑕でしたが。
ピンク色のロイヤル・ハワイアン・ホテルがきれいでした。もっといいカメラが欲しいな、と思いました。例の会社以外のカメラね。
山に登れば下らなければなりません。しばらく行くと、へんなおっさんが、奇声を発しながら駆け下りてきました。しかもサンダルで。写真取り逃した、と後悔したら、休んでました。特に急いでたわけではないようです。
■アラモアナショッピングセンター
行きました、「あらま、もっと買わなきゃ」ショッピングセンター。資本主義の聖地です。
もちろん、アプローチはピンクラインです。運転手のテンションが妙に高くて、「みーなさん、つーぎはアラモアナショッピングセンターです。Welcome to Sanctuary of capitarism!! You can buy everything here !!」とアナウンスをしていました。嘘です。でも、運転手のテンションの高さは異常。しかしながら、録音したテープによる案内を流す自閉症気味の運転手がいたのも確か。どうなっているんでしょうかね。
日本未進出のショップもあります。実はここで、知人夫妻を見かけ後ずさりしました。逃げたわけではありません。「僕の旅は僕の旅、君の旅は君の旅」。下手に声をかけることにより、需要と供給のバランスが崩れるといけないのでそーっと退散しました(後で出くわすことになるのですけどね・・・ 策士、策に溺れました)。
そういうわけで、知人夫妻が楽しそうに、かつ、仲睦まじくショッピングしていることを目の当たりにし、これではまずい、と反省会をしました、珈琲ショップで。今後何を買い、何を買わざるべきか。
しかし、このコーヒー。初めてこのショッピングセンターでの消費でした。記念すべき一杯です。
作戦会議をしていると、いきなりコンサートが始まりました。集中力が途切れるんですよね。これって、何の意味があるんでしょう。ロッキーのテーマでも流して、購買意欲を煽らないとね。
それで何を買ったかというと・・・ それは秘密です。
■スカイライナー
話しは飛びますが、成田からの帰路、久々に乗りました。荷物のピックアップに時間がかかったので、改札に着いたのが15時15分。選択肢は①15時22分京成スカイライナー、②15時26分京成特急、③15時46分成田エクスプレス--の3つ。最近はスカイライナーが船橋に止まることを思い出し、瞬時の判断で飛び乗りました。船橋市民ですから、土地勘があるんです。それにしても古くなりましたね、スカイライナー。
というわけで船橋下車。3分後の羽田空港行きの快速に乗り換えて、押し上げ経由で半蔵門線に乗り換えました。自宅最寄り駅には17時15分着。まあまあですね。
それにしても京成船橋駅。降り立つのは何年ぶりでしょう。手前は大神宮下、次は海神です。
■ハンバーガーの研究
せっかくだから、いろいろ食べてみました。まずは、チーズバーガー・イン・パラダイス。店の名前に反して、店内ではエリック・クラプトンのレイラが流れていました。暗いよね。
これはマヒマヒのサンドイッチです。なかなか美味でした。あんまり食べている人はいなかったかも。
こっちがチーズバーガー。パラダイスかどうかは知りません。ずいぶん待たされましたので、何でもおいしく感じるよね。
これはバーガーキング。ハイアットリージェンシーの裏。たぶん、これと一緒のお店だと思います。
ワイキキショッピングプラザ地下一階のアクアカフェのロコモコ。このハンバーグはうまかった。歯ごたえがあって、最高。
ただ、和訳が正しくないのではと思う。英語だと、「チップ込みが嫌だったら、言ってね」なのに、和訳すると、「サービスに問題がございましたら・・・」。これは何? 申し付けたら、「ごめんなさい」と謝られるの?
ビーチで食べた、ビーチバーガー、今日の定食(ミートローフ)。定食のボリュームはすごかった。交番のすぐ裏にあるお店です。
■ビーチにて
一体全体、ワイキキで何をやっていたんだ、という疑念、あるかと思いますのでお答えします。ビーチです。海です。ABCストアで、小さいボディーボード(16ドル)と日光を遮断するシャツ(これ、なんて言うんだ? 20ドル)を買って、ひらひらしていました。いっそのことサーフボードをレンタルしようと思ったのですが、東京のひ弱なサラリーマンには日焼けが辛いのです。
だから、ベースキャンプを立てて、日焼けをコントロールしながら適度に泳ぎ、読書、飲食。なんて贅沢な日々でしょう。しかし、このパラソル、一時間だと10ドルなんだけど、一日(6時から18時)は20ドル。なんだか、むちゃくちゃな設定のような気がします。
シェラトン・モアナ・サーフライダーの前にベースキャンプは設けたのですが、午後になるとかなり潮は満ちてきます。したがって、防波堤作りにもいそしみました。
夕方になると、夕日に染まるダイヤモンドヘッドが素敵です。風も気持ちよく、贅沢な時間です。
結婚式の人もいました・・・
■ピナ・コラーダ
村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」をみならい、当方もロイヤル・ハワイアン・ホテルで一杯引っ掛けることに。マイタイバーです。
左がマイタイ、右がピナコラーダ(メニュー)。後ろがダイヤモンドヘッドです。美しい。やっぱりダイヤモンドヘッドはこっちから見るべきものかもね。
少し粘るとあたりは暗くなりました。これもまた、いい雰囲気です。
何かが降りてきそうな空も発見しました。
そんでもって、ビーチに面したハウス・ウィズアウト・ア・キー(泥棒が入っちゃうよね)で一杯。左はシンプルにマティーニです。右はハレクラニサンセットです。パイン味です。
ラッキーなことに一番前の席でした。
だけど、本当の特等席はこっちでしょう、きっと。バルコニー席。優雅ですね、実に。