毎年1度は行く、大好きな雨竜沼湿原。例年の山開きは6月末なのですが、今年は雪解けが進み今月20日に山開きと
安全祈願が行われたそうです。この湿原に至る登山道は入り口に吊り橋があり、山開きしないとその吊り橋に踏み板が
かからないんです。こんな早い時期に吊り橋を渡れることはめったに無いので、さっそく行ってみました。
早春のお花に期待です!
吊り橋までは林道を歩きます。道沿いには、エゾワサビやオオタチツボスミレが咲き乱れています。
雪が残る周辺には、カタクリやエゾエンゴサクもありました。
吊り橋を渡ると登山道の始まり。これがけっこうな悪路になっていました。しみ出した水と泥、枯れ草枯れ葉で岩が滑る!
両側からせり出す笹藪も去年の秋のままで、まだ笹刈りはされていません。転びたくないので慎重に進みます。
出発して30分ほどで 白竜の滝 でございます。
夏に見る白竜のお姿とはひと味違いますなー。水音もドドドドッと、竜が尾で水面をたたくかのごとく迫力がございました。
1時間ほどで視界が開けます。(と言いつつ、これは同じ場所で帰りに撮ったもの。) ふもとの雨竜町方面。
湿原のふちに近づいてきました。チシマザクラと雪渓。
ここの桜は、国内の一般登山道から見られる桜の中で、もっとも遅くに咲くらしいです。日本一遅いお花見でございます。
汗をふきふき最後の急坂を登ると、お!見えてきました!遠くに南暑寒岳と暑寒別岳。たくさん残る雪渓でゼブラ模様ですね。
年に一度は雨竜沼湿原。分かる。分かりますとも、その気持ち!
高層湿原、いいところですよねー。
ここは初夏か秋、虫が少なくて楽ですよね。
真夏は猛烈な虫の濃さに閉口する場所でもありまーす(笑)。
最後の写真の樹、知ってます!(笑)
私も同じアングルで撮ったことがありますよ。
では、レポの続き、楽しみにしていますね。
(^_^)
花もまだまだ春の花ですね。
タチギボウシとか湿原の花はまだもうちょっと先でしょうか?
でも天気もボチボチで楽しそうです。
日帰りですか?
駐車場がすぐにいっぱいになってしまうので、
私が雨竜沼湿原に行くときはいつも泊りです。
ゲートパークにテント張って泊まって鳥の声で目覚めて出発って感じです。
私あんまり刺されない体質(?)なので
4カ所って多い方なんですー。まだかゆい!
湿原近くに、印象に残るダケカンバが多いですよね。
心の中で「双子の木」とか「斜めの木」とか「青空の木」とか勝手に名付けてるのがあって、
毎年あいさつして登ってます。
春の花は、早春のものはさすがに過ぎていましたが
平地の春本番といった花がまだまだ咲いていました。
初夏のものですと、ミヤマキンポウゲが少々、カラマツソウがあと2~3日といった感じでした。
今週末から、湿原らしく花が風にそよぐ風景になっていく、かな?
今回は日帰りです。上の駐車場がちょうど満車くらいの入りでした。
下の駐車場は去年クマさんが出たそうなので、キャンプは気をつけてくださいね。