さ~て、いよいよ分岐から核心の裾合平へと入ってきました。この日は正午を過ぎてもずっと快晴が保たれ、広大なお花畑を見るには絶好のお天気です。
チングルマの花畑の中を歩く父。病気して体力が低下してしまった。大雪山は今日で最後なんて言ってるが、まだまだ元気に登ってほしい。
遠くの山までずーーーーっとチングルマの花畑。これが写真の左右に延々と広がっているんです。本当にすばらしい所です。
何千万個もある白い点々のような花は、直径2cmくらいのこの ↑ 花。
旭岳の斜面から、チングルマの花畑が大河のように流れ出しています。
ちょっとアップ。エゾコザクラのピンクも少し見えます。
少し土地がくぼんで湿っている所は、エゾコザクラの絨毯。湿地が好きなんですね。小高い所のチングルマと棲み分けています。
エゾノハクサンイチゲ(白)や ミヤマキンバイ(黄)も咲いています。ミヤマキンバイの絨毯もあったのですが、うまく撮れませんでした。残念。
チングルマの海の中に、エゾノツガザクラとアオノツガザクラの小島。
チングルマの白、エゾノツガザクラの桃、エゾコザクラの紫、その向こうに雪渓の白。・・・ため息しか出ません。ここまで歩いてきたかいがあったな~。(続く)
最近まで寒さが続いたので、紅葉もスタートして、残雪もまだまだ多く、春夏秋が混在した大雪山系ですね♪
次はこの方面にしようと思っていたんです。
紅葉スタートですか~。
なんだか季節がいつなのか、ほんと分からない年ですね。
お写真、楽しみです!
全部、日帰りです。
朝早く札幌を出発して6時から登山開始。
夕方4時か5時頃に下山。
近くの温泉で入浴+ビール。
そのあと、旭川か十勝方面のビジネスホテルで1泊して帰札。これが定番なのでした。
チームは3人か4人の職場の上司と部下がほとんど。
一番よく憶えているのは、トムラウシと御鉢平一周です。
御鉢は、黒岳→桂月岳山頂→北鎮岳山頂→間宮岳→
北海岳→黒岳と山登りらしくない、ただ歩いているといった感じでした。
でも距離が長いので疲労困憊。
歩いている時間は6時間ほどでしたが、休憩が2時間もして、合計8時間の山行でした。
層雲峡の公共温泉でした。
登るのも辛いけど、歩くのも同じくらい辛いものだと知りました。
泊まりは旭川駅前のワシントンホテル。
ここはボク等の定宿でした。朝食バイキングが最高なんです。
1996年7月20日・21日のことでした。
こうしてmoriさんの山行記録を読んでいると、行ければ行ってみたいと痛烈に感じます。
この光景に会いたくて、今年、大雪山を訪ねました。
また、いつか出かけたいと思います。
ご両親と山歩きができるなんて、最高ですね。
お二人がお元気な内に、たくさん素敵な思い出を作ってくださいね。
私が父の車いすを押して、最後に一緒に出かけたのは、車で1時間半程のバラ園でした。
花の小道を今でも思い出します。
ただ歩くって言ってもけっこう登り降りあるし、歩きにくい所も多いし、距離も相当ありますよね。
そのうち行ってみたいとは思いますが、自分としては1周が目的というよりは、
花や紅葉の時期に合わせてとなるかなと思います。
今年は北海道上空にずーっと冷たい気団が居座っているらしいので、そのせいですね~。
父は少し体が弱ってしまいましたが、平地の森林公園みたいな所はまだまだ歩けるので
たまに一緒に歩きたいと思います。
8月の裾合平でこんなにたくさんのチングルマを見るのは何年ぶりでしょう。
それだけ雪が少なかったり、雪解けが早かったりしているんでしょうか。
「裾合平はやっぱりこうじゃなくちゃね」という景色です(^^)。
お父様もさぞ喜んでいたことでしょうね(^^)。
私は遅いと思っていたんですが、早いの?
雪が多くて雪解けも遅かったら8月にずれ込んだものと
思ってましたが、いろいろなパターンがあるんですね。
うちの父は、ぜーぜーよれよれで裾合平に到着したので
花を愛でる余裕なかったかも。
高度成長期のモーレツサラリーマンだったから、悪影響でてるのかな?
スズさんも気をつけてね。お互い長く山を楽しみたいですね。
ちんぐるまとエゾノツガザクラのコラボは見事ですね。
やっぱり、旭岳は良いですね。
秋はどんな姿を見せてくれるのかな。
この記事「その2」に登場するのは、去年お弁当を食べて引き返した地点の、更に奥です。
だから昨年は行ってないんですよ~。
昨年は開花が早く、この裾合平はもう咲いていないとの情報だったので行きませんでした。
今度は花が咲いていなくても、中岳温泉で足湯ができたらいいですね。