楮谷工房へ

又雨の一日でした。お昼に楮谷さんから「遅くなったけど新年会するからおいで下さい」というメールが入ったのですが、あさからワイヤー口金を使ったバッグ作りに励んでいたので「出来上がったらお邪魔します」と返信。

今回は遠州木綿のつむぎで作ってみました。前回より口金は３cm大きく１８cm、ファースナーは思い切って長く３５cmのを使いました。丈も長くしたので小さめのバッグといった感じになったので、持ち手をつけようかな？とも考えています。

目処がついたのが4時を廻っていたので楮谷さんに断りのメールを入れたら「来るだけでいいから来て！」と言って下さったので、中途半端だけど未完成のバッグを持って出掛けました。私の為にお食事を用意して下さっていて申し訳ない事をしてしまいました。お餅をつかれたようでアンコにきな粉、大根おろしまでありました。おろし餅と沖縄のモズクを戴いてあとは包んでもらってお持ち帰り。

去年お父様を亡くされた上にお母様も身体を壊され公募展に応募もままならなかったようだったけど「今年は自分のわがままを通したら？」と言いました。作家としてやって行くには廻りの協力が必要というより、いかに自分の時間が確保出来るかにかかっている様ですから高齢者を抱えていると大変な事は本当によくわかります。

彼女の工房は金曜日がお稽古日なので手ぬぐいを板締めで藍染めされている方がいらっしゃいました。折り畳んだ所をしっかり染めたいとのことで素手でされてたから手首から真っ青。その甲斐あってキレイに濃く染まっていました。温かくなったら私も又藍染めさせてもらおうかな？