※これは2012年7月22日の記事です。
天気予報と睨めっこの日々。
梅雨明けしたのにどうも予報がはっきりしない今日この頃。
そしてまた週末に限って良くない天気。。。
色々ある登りたい山候補の中で検討した結果、どこもあまりいい天気ではないということで
少しでも天気がマシな御嶽山に登ることにしました。
遠いけれど、片道5時間以内に行けるなら近いほうw
前日23時ぐらいに横浜を出発。
御嶽山に近づくにつれてガスが濃くなっていく。
運転するのも一苦労でした。
3時半頃に駐車場に到着。
結構車が止まってる。
それでも登山口に一番近い駐車場になんとか止めることができ、夜が明けるのを仮眠しながら待とうと思い、その前にトイレに行くことに。
車から出て、空を見上げてびっくりっ!! ∑(・ω・ノ)ノ
すごい星っ!!!!!
ここに辿りつくまであんなにガスっていたのに、上空は晴れ渡っていたのです。
天の川もくっきり見えてさらにびっくりっ!
天の川なんて初めて見たかもーーーっ!
さらにさらに大きな流れ星が スーーっと流れるじゃないですかっ。∑(*゜д゜*)
一瞬でしたがしっかりとお願いごとをしました。
今日は天気があまりよくないからちょっとどうかと思ってたけれど、この満天の星空を見れただけでも大満足。
最高のロケーション。
やっぱり山はイイ。(b´∀`)
4時半頃になるとすっかり明るくなるので準備を済ませて出発。
暑くなる前に登ってしまいましょう。
と、出発しようとしたら知らないおじさんに
「どこまで行くの?」と声をかけられたので
「剣ヶ峰と、行けたら二の池三の池まで。。。」と応えたら、
「ぜひ三の池まで行って。登るときはゆっくり花を見ながらね。」と言われて握手して出発です。
登山口でウォーミングアップする人や点呼する人たち。。。
出発します。
赤い文字が際立ってる。。。
目の前に見える頂。
田の原登山口からはそれほど標高差があるようには見えない。
先週の黒戸尾根に比べたらね。。。全然。
それでもなんだか身体が重くてなかなか軽快に登れない。
まだエンジンかかってないか。。
歩きやすい登山道です。
なんだか山って感じがしないね。
振り返れば、広がる雲海。
あかっぱげ。
赤土が露出しているところのことを言うそうです。
なかなかペース上がらないなぁ。
お天気はいまいちという予報だけど、太陽の光がちょっとだけこぼれてきた。
祠のようなものが見えてきた。
また振返る。
立派な祠。
御嶽山は富士登山にとてもよく似ている。
すぐに森林限界がくるのでそうなるとさらにそう思える。
今年も富士山行かなきゃなんだけど。。。
なかなか機会に恵まれない。
この日はちょっと富士山気分で登りましたw
八合目石室。小さな避難小屋あり。
そうそう。
この夏には叶えたいことが一つ。(一つじゃないけどw)
できれば雷鳥のヒナが見たいなと。。。
今がそのベストキャッチシーズン。
ここ御嶽山にも雷鳥はいるのだけど果たして出会えるのかどうかが。。。運次第。。。
なのでハイマツの周りをずーーっと探しながら登りました。
けれど、そう簡単なものじゃないですね。
今日は気合入れて一眼レフ持ってきたのになぁ。。。
7月中旬過ぎがヒナヒナラッシュなので
ほんとに山選びに苦労しました。
ほんとは雷鳥生息数の多い北アルプスに行きたかったのだけど天候には勝てず。。。
でもでも、多くはないけど御嶽山にも雷鳥はいる。
「会えますように」って流れ星にも願かけたし。。。
と、、、八合目を過ぎて雪渓が見えてくると、
何かが雪渓の上を歩いているのが見える。
小さい鳥のよう。
しかも同じのが3羽も。。。
え。
もしかして。。。( ゜ ▽ ゜ ;)!!
急いで一眼レフの望遠で確認する。
雷鳥のヒナっ!!!
いたーーーーーーーっ♪ イタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
雪渓を可愛く登ってるっ!!!
よく見たらお母さん雷鳥もそばにいるっ。
可愛い~♪
望遠レンズでの確認も限界があるのでできるだけ近くへと先を急ぐ。
俄然テンション上がってきた♪
少し登ったところにロープが張られていてそこから先は立入禁止。
そこから雷鳥を見るとヒナヒナたちはみんなお母さんの足元に隠れてしまっていて
姿が見えない。
ヒナヒナをどうしてももう一度見たいので出てくるのをしばらく待つことに。
「出てこい出てこい」と念じていると、しばらくして出てきた出てきた♪
もうやんちゃ盛りなのが見てわかるぐらい元気なヒナヒナ♪
みんなお母さんの足元から出てきて四方八方バラバラに散らばります。
ヒナヒナはみんなで5羽かな。
↓一羽だけ離れて雪渓歩いてる~。
みんなと離れたらダメだよ~。
保護色で探すのに苦労しました。
お母さんはどこに我が子がいるか把握するのに首を長く伸ばして大変そうでした。
ほんとに可愛い♪
鳥好きの私たちは萌えっぱなし♪
神様、願いを叶えてくれてありがとー♪
みんな無事に成鳥になってくれるといいな~。。。
いやぁ、待望の雷鳥のヒナヒナを見ることができて大満足♪
もうここで帰ってもいい感じwww
というわけにもいかないので上がったテンションのまま登山を続けます。
それにしても験を担いで重い一眼レフ持って登ったわけですが、
そのおかげか念願の雷鳥のヒナヒナに会えてしまいました。
これからもやっぱりどんどん持ち歩かないとダメかしら?
そこから先は人が変わったように元気になった私。
足取りも軽くなりました。
気が付くとガスが差し迫って来ている。。。
朝露に濡れて宝石みたいな花たち。
何か廃墟のような建物に近づいてきた。
王滝口頂上山荘です。
スルーして先に進みます。
参拝して。。。
脇道を通り過ぎて剣ヶ峰に続く道。
まごころの塔というらしい。
大御神火祭場。
なんだか立派なものがたくさん建てられています。
ガスの向こうに剣ヶ峰が見えてきた。。。
---------長くなるので後篇へ続く----------------
朝は早くから駐車場には沢山の人々がいらっしゃいますね。
雷鳥と出会えたんですね。羨ましい!
わたしはまだ、アダルト雷鳥にも出会ったことが無いので、この夏、北アルプスで運命の出会いを企てています。お写真を拝見して俄然やる気が出てきました。
夏は暑さとも闘わなければならないので皆さん朝の涼しいうちに登るんだと思います。というか我が家がそうなんですが。。。
雷鳥、会えるといいですねっ!
何度会っても愛おしい存在です。
もっと近距離で会ってみたいというのが私の夢でもあります。^^
7/28(土)に一度行って、今週末もう一度行ってみようと思っています。
私は探鳥で御嶽山に登っていますが、前回はホシガラス、今回は雷鳥に期待しています。
金魚さんが撮影された可愛い雷鳥の雛を見たいと思っています。
ブログを拝見させて頂き何点かお聞きしたいことがあります。
・雷鳥ポイントまで1時間半位でしょうか?
(登山、ハイキングの経験は全くなしです)
・多分無理だと思いますが、三脚は置けますでしょうか?
・雷鳥ポイントには何か目印はございますか?
初めての書き込みなのに質問ばかりで申し訳ございません。
差し支えない範囲で結構ですのでアドバイス頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。
私たちが雷鳥を見たのは私たちの脚力で1時間半のところですので、個人差は生じてくるとは思われます。
三脚は十分置けます。
ロープが張られていて立入してはいけないところにいましたので私の写真でもそれほど大きくは撮れませんでした。
ポイントの目印はありません。雷鳥はハイマツ地帯に生息していますが、私が見たのは最初の登りの雪渓付近です。
※雷鳥のヒナはこの時期もうだいぶ大きくなっていると思われます。
雷鳥がたくさん生息しているのは北アルプスor立山なのでそちらの方が遭遇率は高いですよ。
山登りをしたことがない者が行くのは厳しそうですが、行くならチャレンジしたいと思っています。
今週末の予定ですが、天候悪そうなので思案中です。
雷鳥と言えば立山ですよね。
立山の方が確実だよってみんなに言われてます^^;;
ただこの週末は天気が荒れそうなので悩むところですね。
安全第一で頑張って下さい。