後半はビニペット装着の様子です。
ビニールハウスを作る時には、ビニールを本体に取り付けるものが必要です。簡単にはパッカーなどを使いますが、これは点で固定するために、風が強い時には負担がかかりすぎるんです。そこで、線で固定する「ビニペット」という資材を取り付ける必要があります。
ビニペットはレール状の柱です。レールにビニールをはさみ、スプリングと呼ばれるばね状の針金で固定していきます。今回はこのレールを取り付ける作業が山でした。ちょっと取り付け金具の種類が多くて、しかも扱い方がわかりづらかったので。
たとえばこんなのですね。
これは角用の金具なんですが、2つで一組として使います。このように支柱を挟んでねじで締め付けるようになってるんですが、最初開いていたので一つにつき締め付け金具を2つ固定するのかと思って。
よくよく見ると一つの角に2つ必要だったので、材料が足りないことに気づき、慌てて買い出しに出かけました。パイプ金具はある程度まとめて売られていたので、これは非常に紛らわしかったです。
あとはビニペットの長さの調整です。
これは専用のプライヤーを使い、まずこのように切り込み入れます。
両端に切り込み入れたら、折り曲げて何回かしるしをつけてへし折ります。この切り込みを入れるのが固くて結構重労働でした。どうしても自分で長さ調節する必要があるのでやりましたが、今回の作業の山でしたね。
まあ、そんなこんなでようやく骨組みが完成しました。
まあまあ自分なりに満足の出来なんですが、よく見るとところどころ歪んでるところも。
でもそれを微調整できるのが、こういうねじ式素材のいいところでしょうね。
それに天井がフラットにできてますので、きちんと作るとどうしても天井部に水が溜まります。言い訳になるんですが、このぐらい傾いていた方が、水がたまらなくていいかもしれません。
春先はまだ風が強いので、ビニールをかけるのは後程。周りに風よけのための防虫ネットを張ってから、最初は支柱として使っていこうと思います。
来週あたりからここで育苗していきます。そのためにはネット張りと畝立てをしなきゃですね。小さいハウスなんでぼちぼちやっていこうと思っています。
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