さて昨日の大豆の残りです。味噌づくりは去年までは圧力鍋で大豆煮てたんですが、何回か分けなければいけないのと、吹きこぼれが激しいのとで今回はシャトルシェフを使って保温調理です。
この鍋は結婚と同時に買って、もう20年以上使ってますがいまだに現役。時間差でアツアツおでんを食べたり散歩の間に離乳食を作ったりとずいぶん重宝しました。ガラスのふたのとっては変えましたがまだ使えます。火からおろしても熱を保持してますので、長時間煮る料理にはぴったりです。
で、今回は10時間保温するんですが、4時間経ったときに一回鍋を取り出し、もう一度火にかけて沸騰してからまた外鍋に入れました。長時間の保温は途中で熱が下がる可能性があるんですよね。でも10時間後、取り出したらまだアツアツで、豆は簡単につぶせるぐらいにまで柔らかくなっていました。
煮えたら煮汁は鍋の半分ぐらいにまで減らし、スティック状のブレンダーでつぶします。(取り分けた煮汁は後で使います)
去年までは手で握りながらつぶしてました。でもうまくつぶれなくて、粒粒いりの味噌になってました。今年は試しにシェイク用に買ったブレンダーをつっこんでみたら、あっという間にクリーム状に。早く使えばよかったな。
次に麹を塩切りします。
今回は大豆1:麹1:塩0.5の割で作るので、麹は900グラム、塩はやや多めの500グラム入れます。
手をこすり合わせるように麹と塩をなじませます。
そこに先ほどのクリーム状にした大豆を混ぜ、耳たぶの堅さになるぐらいでこねます。
堅い時には先ほど取り分けた煮汁で調節。今回は煮汁ごとつぶしたので、あとから加えませんでした。
こねた後は大体9等分ぐらいにまとめておきます。
この団子をジップロックに一つずつ詰めて、空気を押し出して口を閉じ、樽に詰めていきます。
汁が出ることがあるので樽はビニール袋敷いた方がいいです。もちろん焼酎で拭いて消毒してください。
こうやって小分けしておくと「天地返し」という入れ替えが便利なんですよ。袋1つ分が大体1か月分のお味噌になってますので、取り出しやすいんです。
こうやって詰めたら蓋をして、涼しいところで4~5か月。味噌開きは6月ぐらいからかな。
今年はよくつぶれたので使いやすい味噌になりそう。