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ぽたぽたもんばたけ

間借り畑とベランダで何ができるか実験中
猫記事追加してます

バンカープランツをまく

2017-03-05 21:20:50 | 栽培法の実験

最近天気に恵まれています。今日もぽかぽかいいお天気でしたが、明日から天気が崩れるらしいです。火曜日からずっと雪マークついてましたので、冬将軍が去るのはまだ先のようです。

お彼岸ぐらいには畝を稼働させていきたいので、そろそろ準備だけはしておきます。今年は新規畝も作ってますので、まずはそこから用意していきます。ほかの畝はだいたい土づくりも終わってますので、あとは元肥をすきこむだけです。

作業は2段階に分けましたので、2日連続でお伝えします。

先日ジャガイモの畝立てはしましたので、今日は畑の周辺です。

そのままだと風が強くて、吹きさらしの状態になってしまいます。今回は畑の周囲に風よけの障壁を作っておきます。
いろいろ方法があるんですが、とりあえず一番扱いやすい緑肥で作ります。これをバンカープランツといいます。

去年開墾畑の畝の通路にまいたソルゴー、自家採種しておきました。これはわりに丈が低いので、南や西側などの太陽が当たる辺に障壁として育てていきます。

こんな感じで、境界部分に溝を掘ります。深さは5㎝ぐらいです。
そこに筋状に種をまき、踏んで鎮圧します。その後周りの枯れ草を取って、種にかぶせておきます。鳥よけです。

こんな感じですね。一瞬わからないでしょう?
芽がでるまではこうやって守ります。豆をまくときにもやりますが、保湿とカモフラージュを兼ねています。

雑草の種も一緒に出てくるんじゃないかと心配される方もいると思いますが、この雑草も貴重な緑肥です。ある程度伸びてきたら刈り、草丈はだいたい20㎝前後に保とうと思っています。
雑草もしょっちゅう刈っているとあまり実がつきません。

一方、一番風当り強い北側には、植生を変えて種をまきます。
これは去年試した、えんばく、イタリアンライグラス、クリムゾンクローバーのミックスです。まずはこれで障壁を作り、もう少し育った5月ぐらいにはその外側にヒマワリを植えて障壁にしようと考えています。
要するに、生きる垣根です。その代り秋まで限定になりますので、秋以降はまた新たに対策を立てようと思っています。

いずれところどころには、ハーブや花など植えて昆虫を呼び込もうと思ってるんですけどね。
まあそれは後程。明日はハウス畝の畝立ての様子です。


催芽開始と発芽の様子

2017-02-25 08:27:07 | 栽培法の実験

なかなか寒さが抜けませんね。今日は天気よければ畑に苗床準備したかったんですが、朝外を見ると雪がうっすら積もっていました。昨夜のうちに降ったみたいです。苗床づくりは来週以降までお預けです。

種まき組はそろそろナス科に入っています。この辺りは発芽まで時間がかかりますので、ある程度芽を出させてからまいてます。今年も種をお茶パックに入れて湿らせ、腹巻の中に入れて保温中です。うちはこれを「ドラえもん方式」と呼んでます。

で、今あっためているのはこちら。
トマトが6種類と、

ナスが2種類、そして伏見甘長です。

トマトはすべて自家採取したものです。赤アイコだけ去年育てそびれて一昨年の種ですが、そのほかは自家採種したものです。
この辺りはほとんど水耕栽培する予定ですが、アイコ2本だけ例のハウスで育てる予定です。どれだけ採れるか実験してみたくて。

ナスは大型ナスのみ種から行きます。というより種からじゃないと手に入りづらいんですよね。この辺りは入荷が不安定なので、HCでも売ってたりなかったりします。確実に育てるなら自家採種で種からが一番です。あとは育つかどうかなんですが。去年ちょっと失敗してますからね。

先行してまいた物たちの様子です。

ネギは成長がゆっくりですね。それでも確実に芽が出ました。
育苗期間が90日といいますから気長な作業です。苗床ができたらそこに移植して、ついでに土壌の消毒もしてもらいます。

カーボロネロやタイニーシュシュ、レタスも双葉になってきました。

この辺りは本葉見えたあたりでセルトレイに定植、お彼岸すぎぐらいに苗床に移そうかと考えています。本格的な植え付けは4月になってからでしょうか。今年は寒いですからね。

こちらのスナップエンドウは、苗床を作るついでに隣に植え付けようと思っています。
それでもまだ今日みたいに雪が降ることもあるでしょうから、しばらくはトンネルでしょうね。先日作ったミニトンネルが早速役に立つかなあ。

こちらの水耕用はやや徒長気味になってきたので、今日植え付けます。
どうしても水気が多いとひょろっとするんですよね。まあつる植物で誘引するんで気にならないですが。

トマト同様、日向土の培土で水耕します。
ちょっと根が出てこなかったので、お茶パックの底を小さく破いて根が出るスペースを作りました。直根だととぐろを巻いて根詰まりする可能性もありますので。
日向土は秋作のものをリサイクルして使います。3か月乾燥して風にさらしておいたので大丈夫でしょう。

今回は2鉢植え付けです。
まだ寒いので3月半ばまで室内管理です。これが外に出るころにはそろそろ春めいてくると思います。

 

 


発芽実験

2017-02-06 17:10:18 | 栽培法の実験

土曜日が季節外れの暖かさだったようで、今日の夜からまた雪模様です。まあそうやって少しずつ春に近づいてくるんでしょうね。畑にはこうやって、つぼみ菜やフキノトウが出てきてたりしたんですが、また雪の下になっちゃうだろうなあ。

3月までは雪が溶けるたびに荒おこしして土づくりしようと思っています。まあ2か月近くのブランクがあるんで体がついていかないんですよね。体と土を同時に作りつつ、GWまでには本調子にしようと思ってるんですが、年齢もちょっと関係してくるかな(;^_^A

室内ではそろそろ育苗準備なんですが、その前にちょっとやっておかねばいけないことが。古い種が結構残っているんで今年はあまり買わないでおこうと思うんですが、本当に芽が出てくれるか試しまきしておかなきゃいけません。

通常、豆とネギの種の寿命は1~2年だそうです。ちゃんこねぎは2年前に買ったネギで、去年試しにまいてみたら問題なく出たので使用しました。今年も残ってるんでまこうと思うんですが、その前に芽が出るかやってみます。
スナップは去年購入したもの。たぶん大丈夫だと思うんですが、豆類はあまり成績が良くないんですよね。試しにまいてみて、ダメなようなら買い換えます。

食品用のトレイにキッチンペーパーを敷き、ぬらしてからまいて霧をふきました。
このまま軽くラップをかけて1週間、暖かいところに置いておきます。芽が出たらそのまま土に移植して育苗開始しようと思っています。

今年はネギ類の栽培を強化するつもりです。
むくが最近、ネギに目覚めてしまい、汁物には何でもネギを入れようとするんです。「ネギだけは切らさないでくれ」と言われてるんで、庭に長ネギは活けてあるんですが、それもなくなりそうな勢いで。

ネギは一度植えたら、分けつで結構増えるんですが、消費に追いつかない勢いです。今後は暖かくなるので葉ネギにシフトし、お彼岸過ぎには根深ねぎもまいていこうと思います。

あと、本格的な育苗の前に、こんなものも。

こちらはスプラウトですね。豆苗です。

暖かければ2週間ほどで収穫できるようですが、今の時期はもう少しかかるかも。

これはプラコップで栽培してみます。

本格的な育苗は来週あたりからですね。最低気温がプラスになり始めてから始めます。


今年の抱負など

2017-01-25 21:21:48 | 栽培法の実験

相変わらずマイナス気温のこちらです。そろそろ雪も溶けてきたし畑のようすも見てきたいなとは思うんですが、断続的に積もって来るので躊躇しています。今日も朝は晴れてたんでしめしめと思ったんですが、10時ごろにいきなりどわーと吹雪いて来まして。30分ほどで太陽出てきたんですが、本当に変わりやすい天気です。

当然この季節はまいても芽が出ないもので、育苗もお休みです。先週は実家の神奈川に行ってきたんですが、羨ましくなるほどの好天でしたね。あそこまで日差しがあると冬取りトマトもいけるだろうなあ。こちらは育苗するにはまだまだ寒いです。

本格的な育苗は立春過ぎから始めるとして、さて今年は何をどうやって作りましょうか?今年はあまり目新しいものは作らないようにしようとは思っていますが...。まあ前回お見せした通り種は余るほどありますので、まずはそれを消化することからやろうと思っています。

ただ、全く新しいことをしないのもつまらないので、一つ初挑戦の品種を入れることにしました。

 

 


 

 これ、種が食用になるタイプのカボチャだそうです。

カボチャの種は小さい頃からよく食べてたんですが、殻が面倒で。これは殻が気にならないタイプだそうですが、大型らしいのでスイカの代わりに育てたいとおもってます。

最近落花生が不作なんで、その代わりになれば。


菌活2つ

2016-12-21 09:52:36 | 栽培法の実験

今年はキノコを3種類育ててます。そのうちのエリンギが、最近あまり元気ないです。

芽は出てくるんですが、まるっこい白い塊だけ。どうも発生に失敗した菌らしいんですが、うちでは「あばれる君」と呼んでます。あばれる君しか出てこなくなったらリセットでしょう。ということで、庭に菌床を埋めました。

表面にいくつかあばれる君が見えますね。これが育って欲しかったんですが、カビっぽくなっちゃって。
庭に埋めて雨にあてていると春にキノコが出てくるそうです。なるべく日陰の、雨が適度に当たるところに穴を掘り、ビニールごと菌床を埋め込みました。

表面は日向土と枯草で覆い、乾燥しないようにします。
エリンギの菌は強いそうなので、またでてくると思います。楽しみ。

今日はもう一つ、生ごみ処理用のぼかしも作ります。
コンポストに生ごみを入れて液肥を採るときに振りかけるあれですね。市販品を買ってたんですが、毎日出る米ぬかがもったいなくて、ちょっと作ってみようと思って。材料もちょうどそろっていますし。

今回はEM菌と糖蜜、そして米ぬかのみです。普通にぼかし作るときには草木灰やら油粕やらいれるんですが、今回は処理材なので入れません。

糖蜜は溶けにくいので、一度沸騰させた水に入れ、溶かしてから人肌に冷まします。そのあとEM菌を規定量入れます。それを米ぬかにまんべんなくかけて水回しし、すり混ぜます。水分が足りなかったら雨水で調整し、握れる硬さに調整します。

ビニール袋に詰めて空気を抜き、今回も嫌気発酵です。
仕上がるのに1~2か月かかると思いますが、開けて甘酸っぱいにおいがし始めたら完成です。完成したら干して保存しておこうと思います。