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ぽたぽたもんばたけ

間借り畑とベランダで何ができるか実験中
猫記事追加してます

通路中耕と施肥

2016-05-22 14:25:04 | 土づくりの工夫

夏が近づくと生ごみが増えますね。うちはバケツ型コンポスト2つで液肥取りながらたい肥にしてるんですが、だいたい9リットル入りのバケツがほぼ1か月でいっぱいになります。夏の野菜は皮を捨てるものがおおいのでそのせいでしょうが、おかげで生ごみ埋め込むローテーションを考えなければいけません。

春なら畝立てする前に畝の下に埋め込む方法ができますが、夏はそうはいきません。なので通路を軽く耕してたい肥化したごみを埋め込み、土をかぶせておくようにしています。ありがたいことに晴れが続いていますので、水分は簡単に飛んでしまいます。埋めた生ごみも1週間足らずで土と同化し、歩いても平気になります。

今回はメロン畝の通路の下に埋め込みました。
防草シートをめくって軽く耕し、生ごみを埋めて土をかぶせます。そのあとは元通りにシートをかぶせておけば、じきに分解して土に返ってくれます。
あまり地中深くに埋めるより、表層に施した方が分解は早いそうです。だけど虫や獣が狙ってきますので、土をかぶせた後はシートかけて抑えた方が安心です。

メロンのつるが伸びるころには分解し、いい肥料になってると思います。
通路は時々耕した方が、野菜の生育が良くなるそうです。

こちらはメロンと一緒に育苗していた玉ねぎのセット玉苗。根元が膨らんできたので収穫しました。
大きいようですが、一番大きい球でも4センチほど。この大きさでほりあげて成長を止め、秋にまた植えなおします。

こうやって日に当てて乾燥させても、根に十分に栄養を蓄えているので、秋に植えるとすぐに芽を出すんですよ。
カラカラになるまで乾燥させたら、今度は乾燥材とともにビニール袋に入れて冷蔵庫で保管します。今回初めて作ったセット玉なので、どのぐらい成長するかわかりませんが、30玉できてます。


麦の効果

2016-04-25 13:06:47 | 土づくりの工夫

走行距離が11万キロを超えている私の車。ほぼ農耕車なんですが畑に行くには欠かせません。

もうすぐ車検なんで見積もりを取ってきました。いい加減距離食ってるんでそろそろ代えないとな~とは思っているんですが、何分予算がねえ……。あまりかかるようなら今回はパスしようかなと思っていたんですが、タイヤ工賃を入れても10万かかりませんでした。買うより安いわ。これならあと2年行けそうです。

ということで、まだ乗ります。(まあ農耕用だし(;^ω^))

……で、その古い車でえっちらおっちらまた畑出勤です。

今回はジャガイモ隣のこの畝の土づくりです。
一見草ぼうぼうに見えますが、実はここはライムギ植えてたところ。去年ゴマとサツマイモを作った後に種をまいておいたんです。マルチ用に1回刈ってそのあとまばらに出てきたのを、思い切って全部刈って土をひっくり返します。

刈った麦は隣のマルチに敷きます。
マルチの上に乗せると乾くの早いんですよね。ここは後々メロンを作る予定なので、ちょっとその準備も兼ねてます。

草を刈った後は土を起こします。
去年の春はこの畝はせいぜい15センチぐらいしか土が入らなかったんですよ。水はけも悪かったし、トマト作っても散々でした。
その後、麦→ゴマ→サツマイモ→麦と作って、根がいきわたった分土がほぐれたんでしょう。スコップも30センチ楽々入るようになりました。
これなら今年の作付はうまくいきそうですね。

米ぬかを補助剤として表面に振ってから、全体を掘り返しました。
そのあと、発酵促進剤としてマイエンザ希釈液をまきます。これによって残さの分解が進みます。

あとは防草シートをかぶせて、1か月放置です。
1か月後、去年同様にゴマとサツマイモを植え付けます。そのころにはあったかくなるでしょう。

こちらはソラマメ。そろそろ暖かくなりましたので風よけに植えていた麦を刈りました。
刈った麦はマルチとしてソラマメの下に敷きます。

代わりに倒伏防止にひもで囲っておきます。
しばらくすればまた麦が伸びますので、刈ってほかの畝にマルチします。

ソラマメが終わった後は、やはり麦が畝を耕してくれてるでしょうね。
そうなったら今度は花菜を植え付けます。今年はローテーション組んで作っていきます。


一番搾り

2016-04-14 16:13:09 | 土づくりの工夫

3/26に仕込んだホトケノザの天恵緑汁が完成したので、搾り取りました。

2週間たってもあまり汁がでて来なかったので、砂糖を追加してさらに置いたら少し酢酸発酵したようで、多少酸っぱいにおいがします。
色が黒いのは埃も一緒に入ってるせいかな?お茶こしで濾したんですが、しばらく置いて上澄みを使おうと思います。

こちらのごみ汁液肥も取れました。

去年に比べると容器が小さいせいか量は少なめです。
まあ畑にはまだ10本以上残ってるので、今後コンスタントに取ろうと思っています。明日畑に行く予定なので、その時に畝の間の通路に残渣は埋めようと思っています。

搾り取った天恵緑汁は、水で薄めて苗たちに早速スプレーしました。

そろそろトマトやトウモロコシの苗も外気に当てたいと思っています。
今月下旬が植え付けなので、10日ぐらい慣らしたいです。ウリ科はまだ植え付けしませんが、この2種類は小さいうちに植え付けて慣らしておきたいところです。

で、やってる最中、猫たちは戸の前でそわそわ。

「なんかくさ~い( ̄(OO) ̄)!」

猫にとっては発酵臭は強烈ですからね。でもお外に出ちゃだめよ。


緑肥ミックス

2016-04-06 09:20:14 | 土づくりの工夫

 

さて午後からはトウモロコシの畝つくりです。大体白菜の花芽も終わったので株を片付けることにして全部収穫してしまいました。
ついでに水菜と小松菜の芽も。この時期は畑に野菜が少ないので貴重な緑です。

畝の形は作ってあるので、今日は土つくり。元肥と畦の整理です。土を盛りあげているだけでは段々のり面が崩れてきますし、下でかぼちゃを育てるつもりなので周囲を囲っておかなければなりません。

そこで導入したのがこちら。

以前より麦を植えることによっていい結果が出ているので、今回はそれを強化してみます。

用意したのはえんばく、イタリアンライグラス、そしてクリムゾンクローバーです。イネ科とマメ科をミックスして知力をあげると同時に、刈り取っては畝にしいてマルチの代わりにもします。

えんばく3、ライグラス3、クローバー0.5ぐらいの割合でスープの空き容器に入れます。
まく前にふたをしてシャカシャカミックスしました。

これを畝を囲うようにまきます。(すじをつけてあるところ)
畝は残渣や草を片付け、元肥としてぼかしと草木灰をまいて耕しておきます。
端にニンニクを2本残しました。ここには後々、バターナッツを2本植えつける予定でいます。

 

草はまとめて、奥の通路に埋め、通路には土を盛って1本にしました。
ここは今ニンニクとにらが植わっていますが、株間にダリアの球根を埋め込み、花壇にします。

これがダリアの球根です。去年咲いた球根に、新たにいくつか足しました。
赤い花なんで虫も誘因してくれるでしょう。何より夏から秋まで長い間楽しめます。

株間にはカモミールも植わっていますので、これもたのしめそうです。

 

この周りにも緑肥ミックスをまいておきました。

これが成長したころ、いよいよ本格的に植え付けです。

 

 

 

 


春先初かもし

2016-03-26 10:20:00 | 土づくりの工夫

今日は結構冷え込みましたが、来週あたりからあったかくなってくるそうです。そうなると苗の成長も加速するので、肥料やら栄養剤やら準備しておきたいところです。

今年も植物活性剤「天恵緑汁」仕込みます。去年はレモンバームで仕込みましたが、今年はこれを使います。

庭にめちゃくちゃはびこってるホトケノザ。

これが生えると土が肥えてる証拠だそうで結構なことなんですが、あまりに多すぎなんですよね。これは一応シソ科なんで効果はありそうです。
天恵緑汁はヨモギで作るのが一般的らしいんですが、昨日雑誌で雑草を使って作る方法を見かけまして。ホトケノザ退治のついでに汁も取れれば一石二鳥です。

庭全体で園芸用マットに山盛りです。汁が出やすいようにハサミで刻みます。
多少はほかの草も混じってますが、まあそれは気にせずに。

砂糖はこれをまぶします。

種子島産の粗糖です。サトウキビの汁を絞って濾して作ったもので、ミネラルも豊富だそうです。
黒砂糖を使ってたんですが、こちらのほうが多少黒砂糖より安いので。お菓子に使ってもあまりこくが感じられなかったので、試しに天恵緑汁に使ってみます。

漬物樽に詰めて押しふたをし、重しをしてからきっちりふたをします。うまくいけば1~2週間で発酵液が採れます。

こちらはぼかし。冬の間に精米した際にためておいたぬかを使いました。
1キロにつき100グラムがぬかなんで、だいたい2キロぐらいかな?それに油粕1キロ、草木灰400グラムを混ぜました。

 

あとは雨水に混ぜたマイエンザを混ぜ、いつも通りに水回ししてから容器に詰めます。
空気を抜いて密閉し、2週間したら完成です。