以前「どうでもいい話」にも書いたが、
今『渡る世間は鬼ばかり』に夢中である。
よって、今回は・・・
「デパートで迷子★そのまま大人」的な『渡る世間は鬼ばかり』の楽しみ方。
①台詞の面白さ
このドラマの1番の醍醐味はやはり台詞の面白さ。
風来坊・逆立ちしたってできっこない・渡りに船・どういう風の吹き回し?・骨身に染みる等、
下手すればクイズ番組で問題に出てきそうなくらい古典的な台詞に溢れている。
これだけでも十分なのだが、
先週の放送で橋田先生はさらに上をいく単語をチョイスしてきた。
『パンティ』
僕には初期のドラゴンボールの中でしか聞き覚えのないようなこの言葉、
台詞にすると「私なんて疲れてパンティを洗濯篭に放り投げてしまうだけよ」となる。
ここで普通なら「下着」となるところを「パンティ」とする当たりの感覚が凄い。
②京唄子と愛川欽也
ちなみに今回でこのドラマも9シリーズ目になるのだが、
今シリーズでの最大の見所は京唄子と愛川欽也だと僕は思っている。
京唄子の役どころは体(足)の不自由な姑なのだが、
京唄子の演技力と橋田先生の脚本の織りなす奇跡のコラボによって、
かなり特異な姑を作り上げることに成功している。
その特異な姑とそこらの安っぽいドラマの姑では、
全然比べものにならないほどにキャラが強い。
ただでさえキャラが強いのに、
自分のことを『ワテ』と呼んでしまうし、
語尾に『~ダス』と付ける時もあるのでもうとどまるところをしらない。
で、愛川欽也の何が凄いのかというと、
単純に手の震えが凄い。
演技じゃなくて年齢のせいなのだろうが、
ちょいとこの震え方が凄いのだ。
文字にするとガクガクではなくガクガクブルブルみたいな感じ。
それでも一応現役の医者(という役柄)なのだから、
僕が患者なら「この人こんなに震えてて大丈夫なのかいな?」と間違えなく思うだろう。
そんな愛川欽也と京唄子が同時に画面に映るとき、
あなたは「ゴジラ対モスラ」のようなドキドキ感を味わうことができるでしょう。
③サムライ橋田壽賀子
長く続いているドラマなので、
だらだら・づるづるな印象が強いかも知れないが意外とそんなことはない。
サムライ橋田壽賀子はバッサリ切るところは切る。
これだけ長期間続いているので、
死んでいく登場人物もいるがサムライ橋田壽賀子は臨終シーンは不必要として描かない。
その場合は死んだ後の話からスタートさせることが多い。
(これはまだわからないですが)
今回のシリーズでいうとおやじバンドもバッサリ切っている。
CDも出してプロモーション・番宣も行っていたおやじバンド。
当初はサムライ橋田壽賀子も気に入っていたのか、
演奏シーンが占める時間も長かったが、
先週の放送でバッサリと切った。
コンクール地区予選敗退。
ここまでおやじバンド引っ張ってきて地区予選敗退?
CDを少しでも売るためにももう少し引っ張ればいいのに、
これまた思い切ったなぁ・・・さすがサムライ橋田壽賀子。
④毎回用意される「細かなツッコミどころ」
丁寧に毎回用意される「細かなツッコミどころ」も魅力の1つ。
・CGですらないハワイのセット
・あれだけうるさい京唄子がいるのに、
毎回ツモリチサトのかわいい服を着ている藤田朋子
・滑舌の良いえなり君と対照的に滑舌の悪いえなり君の婚約者
など書き出したらきりがない。
その細かなツッコミどころを毎回発見していくのも楽しいものである。
⑤途中から見るためのコツ
・・・と、ここまで長々と書いてきたが、
さすがにこのドラマを途中から見始めるのは正直キツイ。
登場人物も多いし、
話の繋がりを理解し難いかも知れない。
そこで今から見始めるためのちょっとしたコツ。
それは宇津井健をストーリーテラーであり、
いろいろな家庭のドラマのオムニバスであると認識すること。
1、2回観ていきなりストーリーを理解するのは不可能なので、
そう認識すると入りやすいかもしれない。
気に入ってから細かなストーリーを調べても遅くない(と思います)。
⑥まとめ
そんなこんなで、
やっぱり本筋がしっかりしているものって、
どんな角度から見ても面白いんでしょうね。
(強引なまとめですけどね)
今『渡る世間は鬼ばかり』に夢中である。
よって、今回は・・・
「デパートで迷子★そのまま大人」的な『渡る世間は鬼ばかり』の楽しみ方。
①台詞の面白さ
このドラマの1番の醍醐味はやはり台詞の面白さ。
風来坊・逆立ちしたってできっこない・渡りに船・どういう風の吹き回し?・骨身に染みる等、
下手すればクイズ番組で問題に出てきそうなくらい古典的な台詞に溢れている。
これだけでも十分なのだが、
先週の放送で橋田先生はさらに上をいく単語をチョイスしてきた。
『パンティ』
僕には初期のドラゴンボールの中でしか聞き覚えのないようなこの言葉、
台詞にすると「私なんて疲れてパンティを洗濯篭に放り投げてしまうだけよ」となる。
ここで普通なら「下着」となるところを「パンティ」とする当たりの感覚が凄い。
②京唄子と愛川欽也
ちなみに今回でこのドラマも9シリーズ目になるのだが、
今シリーズでの最大の見所は京唄子と愛川欽也だと僕は思っている。
京唄子の役どころは体(足)の不自由な姑なのだが、
京唄子の演技力と橋田先生の脚本の織りなす奇跡のコラボによって、
かなり特異な姑を作り上げることに成功している。
その特異な姑とそこらの安っぽいドラマの姑では、
全然比べものにならないほどにキャラが強い。
ただでさえキャラが強いのに、
自分のことを『ワテ』と呼んでしまうし、
語尾に『~ダス』と付ける時もあるのでもうとどまるところをしらない。
で、愛川欽也の何が凄いのかというと、
単純に手の震えが凄い。
演技じゃなくて年齢のせいなのだろうが、
ちょいとこの震え方が凄いのだ。
文字にするとガクガクではなくガクガクブルブルみたいな感じ。
それでも一応現役の医者(という役柄)なのだから、
僕が患者なら「この人こんなに震えてて大丈夫なのかいな?」と間違えなく思うだろう。
そんな愛川欽也と京唄子が同時に画面に映るとき、
あなたは「ゴジラ対モスラ」のようなドキドキ感を味わうことができるでしょう。
③サムライ橋田壽賀子
長く続いているドラマなので、
だらだら・づるづるな印象が強いかも知れないが意外とそんなことはない。
サムライ橋田壽賀子はバッサリ切るところは切る。
これだけ長期間続いているので、
死んでいく登場人物もいるがサムライ橋田壽賀子は臨終シーンは不必要として描かない。
その場合は死んだ後の話からスタートさせることが多い。
(これはまだわからないですが)
今回のシリーズでいうとおやじバンドもバッサリ切っている。
CDも出してプロモーション・番宣も行っていたおやじバンド。
当初はサムライ橋田壽賀子も気に入っていたのか、
演奏シーンが占める時間も長かったが、
先週の放送でバッサリと切った。
コンクール地区予選敗退。
ここまでおやじバンド引っ張ってきて地区予選敗退?
CDを少しでも売るためにももう少し引っ張ればいいのに、
これまた思い切ったなぁ・・・さすがサムライ橋田壽賀子。
④毎回用意される「細かなツッコミどころ」
丁寧に毎回用意される「細かなツッコミどころ」も魅力の1つ。
・CGですらないハワイのセット
・あれだけうるさい京唄子がいるのに、
毎回ツモリチサトのかわいい服を着ている藤田朋子
・滑舌の良いえなり君と対照的に滑舌の悪いえなり君の婚約者
など書き出したらきりがない。
その細かなツッコミどころを毎回発見していくのも楽しいものである。
⑤途中から見るためのコツ
・・・と、ここまで長々と書いてきたが、
さすがにこのドラマを途中から見始めるのは正直キツイ。
登場人物も多いし、
話の繋がりを理解し難いかも知れない。
そこで今から見始めるためのちょっとしたコツ。
それは宇津井健をストーリーテラーであり、
いろいろな家庭のドラマのオムニバスであると認識すること。
1、2回観ていきなりストーリーを理解するのは不可能なので、
そう認識すると入りやすいかもしれない。
気に入ってから細かなストーリーを調べても遅くない(と思います)。
⑥まとめ
そんなこんなで、
やっぱり本筋がしっかりしているものって、
どんな角度から見ても面白いんでしょうね。
(強引なまとめですけどね)