天国は南の島だと書いた。神様の居場所を考える。あたしは無宗教だけど、何かあるとやっぱり神様、って祈ってしまう。でも、もし神様が本当にいるのなら人間なんて嫌いだろう。人間だけなんだよ、お墓を作るって。それは尊いようで、自然の摂理を無視している。食物繊維から逃れている。土に返ることもせず焼かれて灰になる。そのくせ自分たちはなんでも食べる。弱肉強食の一番上にいる人間。最近付始めた脂肪が余計イライラさせる。生死にも関わらない食事。甘いもの、娯楽な食欲にうんざりする。本当に神様がいたら人間なんて嫌いだろう。あたしが神様でも嫌いだ。カメを飼っているからスッポンが食べられない、でも肉は食べる。矛盾。いろんな事を、考えるうち生きていく事自体に矛盾を感じ始める。右足に蔦のタトゥーが入っている。これは今は亡きhideのハリーゴーランドにちなんでだ。蔦は絡まり身は朽ち果てて思い出の欠片土に還り、また花となるでしょう。あたしは考える。あたしが朽ちて骨となりそこに絡みつく蔦のツルたち。でも、あたしが死んでも土葬はない。樹海にでも行かない限り。人間はお墓を作るから・・・。食物連鎖に混ざれないから。矛盾。てかこんなこと必死に考える自分にも疑問。ああ、またタトゥー入れたいな。
一人暮らししていたときより、親といるほうが、誰かと話しているほうが一人ぼっちな気がするのはたちが悪い。正に言葉はいつも想いに足りない、だ。大好きな鴻上尚史さんの言葉を借りれば、
一人であるということは、決して一人でいるということとではありません。むしろ二人でいるときに、一人であることを、感じます。一人でいるときに、一人である自分を、感じても、それはなんとかなる孤独です。が、大勢の中にいて、一人を感じた時、その孤独はとても厄介なります。ことに、二人っきりのときに感じた一人はとてつもなく、苦しいものです。
あたしは疲れている。一人に。誰かのいる孤独に。先の見えない孤独に。形のないものを人は不安、と呼ぶから。どんなに優しい言葉も孤独に直結する。どうしたらいいかな
一人であるということは、決して一人でいるということとではありません。むしろ二人でいるときに、一人であることを、感じます。一人でいるときに、一人である自分を、感じても、それはなんとかなる孤独です。が、大勢の中にいて、一人を感じた時、その孤独はとても厄介なります。ことに、二人っきりのときに感じた一人はとてつもなく、苦しいものです。
あたしは疲れている。一人に。誰かのいる孤独に。先の見えない孤独に。形のないものを人は不安、と呼ぶから。どんなに優しい言葉も孤独に直結する。どうしたらいいかな
寝てばかりいると大抵夜中の2時か3時くらいに目が覚める。冷え冷えとしたベランダでタバコを吸い、海もない空を見上げる。昨日は五時間位しか起きてなかったなあと思い、今日も眠っていようと思いきや現実は甘くはない。弟も帰って母親の怒り爆発。殴られないうちにー、と車で出かけるが眠くて眠くて仕方ない。日陰の公園の駐車場に車を停める。ストンと眠る。暑くて目が覚める。汗がだくだくだ。喉がカラカラで危ない!これが熱中症の始まりかも?と水を買ってエアコンをかける。行き場所などない。外に出てみる。もう秋なのか、とんぼが飛んでいる。公園には沢山の親子や恋人逹がいてあたしは、本当に遠い世界だなあと眺める。頭が痛くて動けずにいる、暑いなあ、眠いなあと呟く。また台風が近付いているから生温い風が吹く。ここで眠ってしまえたらなあ、あくびを噛み殺しながら公園のベンチにいる。涙を流してもサングラスだから大丈夫。もっとも、この地にあたしの知り合いなどほとんどいない。眠いなあ。暑いなあ。帰りたいなあ。眠りだけがあたしの味方なのになあ。眠る場所、欲しい。寝ても寝ても罵られない場所。あたしはそんなに迷惑をかけていますか?もう眠ってしたら目覚めたくないなあ。眠りによせて。は初期のL'Arc~en~Cielの曲だ。壊されたくないから、目覚めずこのまま、眠っていたほうがいいんだ。このPVのHYDEさんは本当に天使みたいに綺麗で、白い服であたしは睡魔と戦いながらこのまま眠って、天使が迎えに来てくれるのを夢見ている。タバコ吸いすぎだ。体中煙臭い。ああ、まだ帰れない。明日はどうしようかな?冬ならともかく今時期外にいるのはきついなー。
弟が帰ってしまった。寂しくなる。東京いいな。いや、ここじゃない場所は何処だって羨ましい。最近本当に眠くて、眠くて1日数時間しか起きてなかったりする。頭はガンガンするし、怠い。何かしなきゃーと焦るのにストンと眠りに飲まれる。いっそ目覚めなければいいのに。よく夢に出るのは昔住んでいた高坂団地というところだ。いわきで、あたしはまだ高校生で弟が海外に旅立った高坂団地。実家より前に住んでいたアパートより頻繁に夢にでる。そのころはまだ両親は破綻してなかったし、あたしもまだ居場所があった気がする。隣には双子の小学生の兄弟がいて、あたしになついていた。色々思い出すと息が詰まる。高坂団地のせまい窓から夜の風景をよく見た。今より生きてる感じがした。今こんなに暇なんだから何処かに、行こうとすればいいのに只、眠ってしまう。弟になりたい。ムチムチの右腕にはタトゥーがいっぱいでああ、血の繋がりを感じた。高坂団地にいた頃、あたしはまだ夢を見ていた。こんな今を想像もしなかった。あたしはまだ夢を見れるだろうか?ああ、眠たい。瞼が下がる。もうだめだ。誰か言って。うまく信じさせて。全ては狂っているんだからと。一人にしないで。神様あなたがいるなら、あたしを今ごと連れ去って下さい。by鬼束ちひろさんより
ヒステリックな母親が面倒なので朝早くから弟と出かける。とりあえず美術館に向かう。弟が楽なのはお互いピアスだらけタトゥーだらけだからだ。弟というか友達みたいな感じ。静かな美術館にダルダルの黒服、茶髪、ピアスだらけタトゥーだらけの浮きまくりの二人。田舎だからね。ふと思う。弟、財布持ってきてないよ、の一言。え?あたしより随分稼いでるじゃん?ラーメン食べたい。はいはい。眠いから寝る。助手席爆睡。あたしは運転が下手である。だから助手席に人を乗せるのが好きじゃない、まして男は運転だろ!という勝手な常識を覆すmy、brother。まあアメリカの免許だから日本で運転できないんだけどね。しかし、我が弟ながらだめ男の匂いがする。てか要領いーのね。そういうとこ母親そっくり。ヒステリックな母親も弟には甘い。が、弟よ、あまり母親の神経を逆撫でしないでくれ、お前が帰ってからの反動が怖い。てか、可愛さ余って憎さ百倍って本当ね。自由に生きてる弟が可愛いくもあり憎たらしくもなる。結構稼いでるなら家に入れてくれ。てか、あたしが何年働いても今こんなんなのに、あんたは帰国して一年もしてないのに東京の会社の社長に気に入られて都内マンション屋上暮らし。はあー。なんだろ?将来どうすんの?と聞いてみる。東京以外住めないよー、田舎は無理ー。ポケモンいないし。はあ?ちょっとこいつにも殺意。どうしよ、心狭くなる。今は弟は母親と仲良くテレビ見てる。そこも要領いーのね。ああ、あたし、どうしよう。月の真下は遥か遠い。