辞めたタバコに、手を出すように、君に電話をかけている僕はー。B'zの歌にあった。電話をかけないようにあたしはタバコを吸う。減ったタバコの本数が増える。食費も全部タバコに消えて、細い煙を吐き出しながらタバコ臭くなった自分にうんざりする。タバコの本数が淋しさに比例しているようで、どこまで独りよがりなんだろうと、自分がいやになって、ほんと死んでしまいたいと毎日思い、そんなことをブログに吐き出している自分にまた幻滅する。ブログというツールはある意味全世界沢山の人と繋がっているが、一方で誰とも繋がっていない。夜の文章だ。でも消えたいと思う気持ちは夜の感情じゃない。昼間の方がその気持ちは強い。暑くて汗が流れる。人間の体はほんと水分で出来ているのね、と思う。汗も涙もだらだら流しているのにあたしはいつ蒸発できるのだろう?わかっているのだ。全て今ある自分は自分が選んでこうなっているのだ。誰も悪くないし、誰も頼れない。言葉はいつも想いに足りない。夜の電話のように夢は夢だし、叶えようにも途方もなさすぎてやはり夜の文章なんだと思う。なんだかとりとめもなくなってしまった。もうだめなんだな。あたしは。なんて言ってるやつ程長生きする。それも正解。叶わない思いと消えない自分をもて余してあたしはまたタバコの煙を吐き出す。細く、細く、青く。煙は一瞬で風に消える。あたしを笑うように。