にしやま形成外科皮フ科クリニック、形成外科専門医:西山智広

東京銀座と名古屋栄で2クリニック。美容外科・形成外科・美容皮膚科・皮膚科治療から予防医療まで、分かり易く説明します。

健康保険でできる「わきが」の手術治療。にしやま形成外科皮フ科クリニック!

2014年10月31日 | わきが・多汗症の治療・ボトックス注射

健康保険でできる
腋臭症(ワキガ)の手術法について


腋臭症の手術は、
皮膚の剥離や汗腺の除去に、
形成外科専門医の独特のテクニックが
必要な手術です。


また、術後の創部の観察は
とても大事であり、
特に1週間は様々な合併症が
起こりやすい時期でもあります。


これを適切に処理する能力が問われるのは、
経験の豊富な形成外科専門医と言えるでしょう。


当クリニックでは、しっかりと治したいという
患者様の気持ちに真摯に答えていきます。


○腋臭症(わきが)

わきの皮膚には、
エクリン汗腺とアポクリン汗腺という
二種類の汗腺があります。


エクリン汗腺は全身にありますが、
アポクリン汗腺はワキの下、乳輪、
陰部、 外耳道、臍などにしかありません。


エクリン汗の成分は、
99%が水分ですが、アポクリン汗には、
タンパク質、アンモニア、鉄分、脂質、脂肪酸など、
臭いの 元となる物質が含まれています。


このアポクリン汗が、
皮膚の細菌などによって分解されると
臭いを発するもととなります。


これが「わきが」なのです。

 

 

アポクリン汗腺やエクリン汗腺は、
皮膚の浅いところから深いところにかけて
ありますので,2種類の汗腺をとる
手術を行う以外に方法はありません。

形成外科の切開剪除法

皮膚に切開を加えて
皮膚の浅いところから深いところにかけてある
アポクリン汗腺やエクリン汗腺を
直視下で取り去る手術です。

 

 

皮膚の裏面から汗腺を丁寧に取り除きます。

 

 

切開した部分は、丁寧に縫合します。

 

 

ガーゼで圧迫固定をします。

 

 

※手術のポイント

 

  • 術後7日間の治療が最も大切になります。
  • 術後の合併症をさけるために、しっかりと創部圧迫を行います。
  • 抜糸をするまで、軽い事務仕事や家事は可能です。
  • 手術翌日から入浴は可能ですが、腋の部分は濡らさないで下さい。
  • 男性の方は、わき毛が減ってしまうので注意が必要です。
  • 体質等により、傷痕が赤く盛り上がったりした場合には、別途治療を行います。
  • スポーツは2~3週間後より可能です。

 

気になる術後のキズアトについて

当クリニックで手術を行われた方は、
1年ぐらいでキズアトがほとんど目立たず、
気にならない程度になります。


ただし、ケロイド体質によりまれに
キズアトが目立つ場合もあります。


このような方には、内服薬・外用薬などを
用いてしっかりと治療を行ってゆきます。


また、周囲に残った腋毛をレーザー脱毛を行 うと、
きずあとも更に目立たなくなるでしょう。

 

 

腋臭症の手術は、
健康保険の適応となっていますので、
気になる方はお気軽にご相談下さい


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美容外科・美容皮膚科・形成外科・皮膚科
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