にしやま形成外科皮フ科クリニック、形成外科専門医:西山智広

東京銀座と名古屋栄で2クリニック。美容外科・形成外科・美容皮膚科・皮膚科治療から予防医療まで、分かり易く説明します。

名古屋栄と東京銀座2丁目で漢方薬を用いた美容皮膚科治療をお探しなら

2016年12月14日 | 美容皮膚科の漢方治療
名古屋栄と東京銀座2丁目で漢方薬を用いた美容皮膚科治療をお探しなら

にしやまクリニックグループでは、皮膚の症状に合わせて保険適応の漢方薬を処方しています。まず、西洋医学での診察・診断を行ったうえで、西洋薬に足りない部分を漢方で補い、西洋医学と東洋医学のよい部分を取り入れるという治療方針です。



漢方での治療を考えると、見えている皮膚症状ばかりだけではなく、全身の状態をよく観察しながら、全身に作用する漢方薬を選ぶことになります。例えば、漢方治療のみで、アトピー性皮膚炎・手荒れ・じんましんを治すことは難しいこともあり、一般的な西洋的治療(抗アレルギー剤・ステロイド外用など)との併用をおこなう必要があります。そのような場合、人間の元来持った自然治癒力を引き出すように漢方薬を用いることで、西洋薬の効果も良い方向へ向かうことをしばしば経験します。

アトピー性皮膚炎に対する漢方治療

アトピー性皮膚炎は、皮膚バリア機能低下、アレルギーを起こしやすい体質(アトピー素因)やストレスによる免疫系の異常などが、複雑に絡み合って発症する病気です。

西洋学的治療では、軽症なものではステロイド外用剤を使い湿疹をコントロールし、保湿剤にて乾燥肌の改善を行っていきます。また、痒みの強いものや慢性化した湿疹では抗アレルギー剤により痒みを押さえるようにします。

漢方治療では、アトピー性皮膚炎の患者さんでは、気血水の乱れが複合的な場合が少なくありません。また、症状は、季節、体調、ストレス、生理周期などによっても大きく変化します。治癒までの経過が長いアトピー性皮膚炎の漢方治療では、患者さんの状態の変化に注意し、その時々で処方を変えながら治療のゴールを目指していきます。

にきび、肌荒れに対する漢方治療

ホルモンバランスの異常やストレスなどで皮脂の分泌が亢進し、また毛穴のつまりにより面靤が形成されることで、発症します。外的刺激や寝不足などの体調不良が加わり、感染を起こすと化膿して、赤く腫れて膿疱になります。また、女性の生理前などホルモンバランスの乱れる時期に出来やすくなり、便秘や脂っぽい食事なども影響します。

漢方治療では、にきびの状態をみて抗生剤とともに併用して化膿を起こしにくくする処方が良く用いられます。また、女性の大人ニキビに対しては便秘などの体調を整え面靤を出来にくくする効果が期待されます。2週間程度みて効果がない場合は処方を変更していく場合もあります。もちろん薬だけでなく、洗顔、食事などの日常生活の改善も大切です。


にしやま形成外科皮フ科クリニック
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