たまにはフランス語の記事を読まねば。っつってもやっぱりサッカーだけど。今日はジダンのインタブーを。
Zidane公式サイトの2/15のもの。だけど長い(プリントアウトしたらA4に3枚半もあったヨ!) ジネディーヌ・ジダン、サラゴス戦の敗戦を除いて2006年の始まりはレアルマドリードにとって、特にホームではプラスに向かっていると言えるでしょう。ロペス・カロ氏の監督就任が良かったのでは・・? それはどのようにして再び奮起されたの?会長によって?監督、選手たち? 変化したね。5・6ヶ月前、君はこのチームをそんな風に思ってなかったでしょ? 新しい選手の加入は選手間の競争をもたらすと共に共栄ももたらすのでは・・?
改めてほぼ全訳してみました。誤訳もあるかと思いますが、ご了承下さい。
「確かに復調してきていることは実感している。特に選手個々人の役割が良くなってきた。僕らは新しい弾みをつけたし、フィジカル的にも良くなっている。今はそれぞれがとても調子がいいよ。当然、僕らは少しずつ良いプレーが出来てきている。レアル・マドリーには良い選手がいることは周知のことだし、ただ単にチーム力を取り戻さなければならなかっただけだ。何試合前からかやりたいことが出来るチームが組織されてきたと思う。」
「僕らはもうかつてのようなチームではなくなったと言われることに自尊心を傷つけられたんだ。かつてのような試合を繰り返すより、変化をもたらすような新しい勢いをつけるためのトレーニングをした方がいいと感じたんだ。そうやって僕らはよくなってきてはいるが、まだ勝利はしていない。ご覧のとおり、サラゴス戦に負けたわけだから。これから重要な試合が続くわけだけど、まだちょっと不安定な状態と言える。」
「なぜなら、もうそんなものは無くなった。かつてのチームではなくなったんだ。何年か前のチームを知っているチームメイトの一部はその当時のことは話さない。今、僕らはより連帯していることに気づいた。少なくともピッチ上では。僕ら一人ひとりがお互いを助け合おうとしているんだ。その違いが僕らのチームワークを結集させてるんだ。その違いが成功をもたらすんだと思う。」
「おそらくね。それにけが人の復帰もだね。みんな調子がいい。良いトレーニングが出来ている。それぞれがポジション争いに勝ちたいのは一目瞭然だ。みんなが戦っている。監督だってそれは承知しているし、試合に勝つためには全員が必要なんだ。」
Canal+(フランスのケーブルテレビ)によるとロペス・カロ氏をレアルマドリードでも他のチームでも成功してきた監督だと言って評価しているようだね。僕らは彼のことを臨時の監督だと見ていたんだけど、彼はとてもサッカーを愛しているし、彼はあなたたちを変えようとしているように見えるんだけど・・。
「彼はサッカーが大好きな人だ。それは彼も知っている。僕は彼に対してとても好感を持っている。なぜなら僕は彼のやろうとしていることがわかるから。彼はみんなに成功したいと思ってることを伝えようとしている。それは以前の僕らには欠けていた点なんだ。」
彼はあなたたちにレアルマドリードの文化を伝えましたか?シャンパンサッカーを強調しましたか?
「シャンパンではないな。僕は彼のサッカーがシャンパンサッカーではないと思っている。むしろ彼のは能率的なサッカーだ。彼が望むことは明瞭で、わかりやすく正確なものだ。毎回彼はこう言うんだ。彼は自分が望むものを知っている。彼はまわりくどい言い方はしないんだ。要求はとても的確だ。今のところそれはとてもうまくいっている。」
サラゴス戦のあとの彼の反応はどうだった?
「彼は我々にツキが無かったんだと笑っていたよ。彼はただ、6失点もしたことが問題だと言った。6-1で負けるなんてのはこんな風に言うんだ、『Vaya dia』。つまり大変な一日ってことだ。」
ジネディーヌ、君がベンチにいたときレアルは6失点した:君は欠場すべきだった?君がフィジカル的によくなってレアルは良くなってきていることは明らかだと思うんだけど・・。
「チームはチーム自身で良くなっている。選手個人が成果をもたらしている。そして我々の悪い面をもたらすには時間がかかるし、それは変えなければならない。チームのフィジカル面は決して悪くない。みんなの中に影響をもたらそうとしている。それはうまくいっている。今は自分がベンチにいたから負けたと言える・・いや、ピッチにいたとしても負けは変わらなかっただろうな。あれは悪い日だった。みんなにとって。」
この悪い日もあったけど、君にとって33歳でのハットリック達成と言う良い日もあったよね。
「33歳・・・と、半年だ!」
我々は本当に初めてのことなのか確かめるためにデータを探したんだ。君が忘れてるかもしれない・・
「いいや、忘れてないよ。3得点する!僕は今まで2点入れたことは何度かあるけど3得点したことはなかった。得点することはいつでも嬉しい。特にハットトリックはね。体調が戻っていたのが助かった。君が体調を取り戻して3得点決める、それはちょっとテンション上がるはずだよ、だからね、僕は数週間前からなかなか良い感じだし、それは一目瞭然だ。」
君のゴールはラウールやロナウドの欠場を救ってるのでは・・?
「ゴールすることは難しいことだ。ラウールやロナウドがいないとき、それはさらに難しいことになる。そもそも得点力不足に悩んでいたし、常に得点することには苦労させられる。まぁ、でも僕は3得点決めたけど、いつでも出来ることじゃないからね、あれは良かった。これが最後にならないといいんだけど。でもロナウドやラール、それに加入したばかりのカッサーノがいればより良くなるのは確かだ。彼らはゴールゲッターだからね。」
カッサーノに関して一言。君はイタリア語も話せるからカッサーノがチームに溶け込むのを手助けできるよね?
「うん、僕はイタリア語が話せる。カッサーノは若いし、僕は彼みたいなサッカー選手が好きだし高く評価している。僕は彼が受け入れられるように少し手助けしているよ。」
君が話してるの聞いていると、今シーズンのリーガを制することは諦めてはいないように思えるんだけど。
「そう、僕らは放棄してないよ。今は全ての試合が重要だ。全ての試合が決勝戦のつもりでいる。少しずつポイントを積んでいって、途中で諦めるわけにはいかない。僕は今年、何かを獲得することが出来ると希望を持っているよ。」
レアルマドリードの優先的な目標であるチャンピオンズリーグもありますね。アーセナルとの試合は他の試合よりも待ち遠しいのでは?
「他の試合とは異なるものになるだろう。重要な試合で、チャンピオンズリーグの試合だからね。マドリーは決勝まで進みたいと考えている。目標は№1になることだ。つまり2月21日は重要な日だ!それはみんなの頭の中に入っていることだ。ホームで差をつけなければならない。」
イギリスのチームとの対戦で覚えてることはある?特に成功したことで。
「うん、特別に覚えてることがあるよ。ウェンブレースタジアムでイングランドチームとフランス代表で戦ったとき、アネルカが2得点して、とても面白い試合だった。(笑) あれはイギリスに関して記憶に残ってることだな。」
アーセナルのホームは小さいですが、それはあなたたちのプレーの妨げになりますか?
「いいや、僕らには何事も妨げにはならない。ホームで負けることの少ないチームと対戦することはとても難しい。つまり僕らは素晴らしいチームと対戦して、美しい試合ができると思うよ。」
共にチャンピーンズリーグで勝ちたいと思っている2チームの試合は私たちも待ち遠しいです。
「きっと面白い試合になると思うよ。でもそれは観ている場合の話だね。決勝戦レベルばかりだ。チェルシー・バルセロナ!あれもスゴイよ。全ての試合が厳しいだろうし、みんなが(決勝戦が行われる)パリに行きたいと願っているんだ。」
この試合はフランス人のヴェンゲル監督との対戦でもありますが、君にとって彼はどんな人?
「とても素晴らしい人だと思っている人の一人だ。なぜなら彼はフランスサッカーを作った人だし、その後イギリスに行って成功している。僕は監督として彼を尊敬している。そして人として尊敬している。僕は彼とは2・3回しか会った事はないから、ほとんど知らないけど。僕は彼が作ったサッカー論理は尊敬されるものだと思っている。」
既にフランスについて話しているけど、当然、ティエリーアンリとの戦いになります。あなた達は敵対関係にあると言われているけど、それについてはどう思っている?
「敵対関係なんて何もないよ、ティエリーアンリであろうと誰であろうと。僕はただ僕のすべきことをするだけで、より前向きになるようにしている。もし人々が望むなら、僕とアンリを比較することを妨げることはできない。僕にとってはそれが最重要なことではない。僕らは同じ成功を収めたし、共通の事柄を持っている。ワールドカップとユーロ2000での優勝だ。それが僕の記憶に残っていることだ。」
君がフランス代表に復帰したとき、ティエリーアンリはあなたに関して前向きな発言をしています。それはこの敵対関係が存在しないということを印象付けました。
「それは常に同じことだ。僕は彼との間に気苦労なんて全然無かった。彼だって僕に対して何もないはずだよ。僕らはお互いを高く評価し合っている。毎日電話を掛け合ったりするわけじゃないけど、それは他の人とだって同じことだ。それに彼は今アーセナルでキャリアを築いている。それはとても素晴らしいことだ。敵対心なんて全くないよ。」
アンリはフランス代表にとって事を待つだけだと明かしています。彼と君は100%ワールドカップのために肉体的に準備している。なぜならあなたたちが一緒に戦い頂点にたったのが2000年のユーロでした・・。
「僕もそれは願っているよ。全ての選手に100%準備したいと願っている。なぜなら時のたつのは早い。わずかな失敗がトーナメントでの敗退につながる。だから僕は十分に準備し、7月には頂点にたっていたいと願っているよ。」
あなた達の敵対関係の話に戻りますが、フランス代表であなたはアンリに決定的なボールを出さないように見えます。スロバキア戦ではアンリに決定的なパスを送る?
「僕はそんな話し聞いたこと無かった。僕がアンリにパスをしないって?それはきっと彼が必要なかったからだ。彼は31ゴールもフランス代表で決めている。ワールドカップではアンリに得点させる、そしてみんなを黙らせてみせるよ。」
フランス代表について今年の始めにもうワールドカップについて考えていた?それともレアルマドリーに集中していた?
「全体的にはレアルマドリーに集中していた。なぜなら僕らは2年も優勝してないし、今年は何かで優勝したいと思っているんだ。ワールドカップとフランス代表について考える7月まであと4ヶ月あるからね。1998年や2000年のように自然となっていくだろう。」
今年はワールドカップ前にうまく取り組めていました。2002年、2004年にはおそらくちょっと物足りなかったのでは・・。
「2002年のことは忘れなければならない。あれは本当に悲惨な出来事だった。僕はちょっと失望した。特に2004年には。なぜなら2004年はうまく準備できていたんだ。僕らは素晴らしいチームだった。だからあの失敗はとても厳しいものだったし、あれが僕が代表を引退した理由だ。もし君がこんな災難にあったら、君はこう思うだろう。『僕は何をしていたんだ、もしくは何をしなかったんだ。』って。僕は常に自分自身を見ている、そして他人に失敗の責任転嫁をしないようにしている。僕はまず自分自身を見つめるんだ・・
(以下ちょっと不明部分があるのと集中力切れのため省略・・(: ̄Д ̄))
「もし僕らがやりたいことが出来たら、僕らはいいところまでいくことが出来るだろう。なぜならチーム状態はとてもいいからね。2002年、2004年にも同じことを言ってたけど同じ過ちはしない。きちんと準備しないといけないけど、僕らは100%うまくやれれば、勝ち残ることができるだろう。そのことに疑いの余地はない。」
私はあなたが今とてもサッカーに集中されてるように感じるのですが・・
「とても集中してる?それは僕のサッカー人生が残り少ないからだよ。僕は最後の時間を満喫したいんだ。うまくいけば、あと1年半残っている。僕はサッカー選手としての最後の時間を楽しく過ごしたいし、人生をとことん楽しみたいんだ。じゃなきゃ、あとで後悔してしまうよ。」
あ~・・長かった。。半日もかかってしまった。改めて和訳するのって大変だと実感。あんまり意訳するとジダンの言い回しではなくなるし、直訳過ぎると意味わからんしなぁ・・。
ところでアンリは本当にバルサに行くのかな~?バルサがエトーをチェルシーに売って、そのお金でアンリを獲得するって話だけど・・。
21日・22日は徹夜だな~・・。平日なのに辛いなぁ・・。
しかーーし、スポーツナビで俺のトレゼゲが足首ねんざのケガをしたとの記事が・・。
あと1週間でっせ!タビドさん!!!!(-人-)パンパン!!