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くたくたルンゲクッタ

過ぎていく時間と思い出忘備録

家の周りの樹木~トウネズミモチ、マサキ、クスノキ、トチノキ、ゲッケイジュ、ヤブニッケイ、カナメモチ

2016-12-11 | 日記
朝から快晴。家は少し高い所にあるからベランダから富士山がよく見える。何十年も前に新聞広告で分譲していたこの土地を知って、母と一緒に見に来た時のことを覚えている。すぐにこの場所が気に入ったが、それまであちこち引っ越していたからこれほど長く住み着くことになるとは夢にも思っていなかった。母が亡くなって来年3月で15年になる。





トウネズミモチ モクセイ科 イボタノキ属

ヒーヨヒーヨとうるさく鳴く鳥がいる。見上げるとヒヨドリが数羽忙しそうに動いている。恐らくこのトウネズミモチの黒い果実を食べているんだろう。


葉は対生。表裏ともに無毛。縁は全縁、葉脈が透けて見えるのが特徴。


冬芽。


マサキ ニシキギ科 ニシキギ属

冬でも青々とした常緑樹のマサキ。少し色づき始めた果実が見える。


葉は短い葉柄をもって対生。


冬芽。


クスノキ クスノキ科 クスノキ属

家から坂の上を見上げるとクスノキの大木がある。樹齢はどのくらいだろうか。50年以上はあると思う。根元の太さは80cmくらい。小高い丘の上にあるので海の方からの強い風のせいで左側の成長が悪い。数年前までは左側にタブノキの大木があったがこのタブノキは残念なことに根元から切られてしまった。タブノキは風に強いからクスノキにとってはいい風除けだったのに、人間の都合でこんな目にあっていい災難だなあ。




別の若いクスノキが別の場所に植えられている。


新しい枝や葉柄は赤みを帯びている。




冬芽。


トチノキ  トチノキ科 トチノキ属

昔の医師の宿舎跡が今ではリハビリ用の庭として整備されていて、そこにトチノキが植栽された。風が強いのでなかなか葉を繁らせることができず成長が遅い。冬芽は多数の芽鱗に包まれ樹脂を出して良く粘る。葉痕は大きくハート形。


冬芽。葉痕がつくる枝の模様はとても面白い。


ウメ バラ科 サクラ属

ウメの木はもう花芽を付けている。


ウメの冬芽で大きいものは花芽。葉芽は小さいらしい。


エノキ  ニレ科 エノキ属

強剪定されてかわいそうなエノキ。落葉高木。


これは別なところにあって剪定を免れた。エノキは美しく黄葉する。




冬芽。


マテバシイ ブナ科 マテバシイ属

強剪定を受けて情けない姿になってしまったマテバシイ。常緑高木で街路樹などとしてよく植栽されている。


枝には稜があり葉は硬い。




冬芽。


イボタノキ モクセイ科 イボタノキ属

一部紅葉したイボタノキ。イボタノキはちょっと前まではこの辺にはどこにでもあったのだろう。線路脇などに自生している。


元気に伸びている枝もある。


葉は対生。


葉裏。


若枝には細毛がある。


ゲッケイジュ クスノキ科 ゲッケイジュ属

総合病院の敷地なのですぐに根元から切られてしまう可哀想なゲッケイジュ。地中海原産だからその昔誰かが植栽したに違いない。


ちぎるといい香りがする。




冬芽。


ヤブニッケイ クスノキ科 クスノキ属

この辺りはもともと山だったからこのヤブニッケイもおそらく昔から自生していたものの残りだろう。これもいつも根元から切られるけれど、また次から次に生えてくる。


葉は互生と対生が入り混じる。


若い葉はちぎると爽やかな香りがする。


冬芽と葉の付け根。ヤブニッケイの枝は葉の付く位置で扁平になる。


カナメモチ バラ科 カナメモチ属

新芽が赤いカナメモチ。葉の大きなオオカナメモチと本種カナメモチの交雑でできた園芸種にレッドロビンがあり広く植栽されているから区別はやや難しい。






葉裏。


赤い枝と托葉。

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