くたくたルンゲクッタ

過ぎていく時間と思い出忘備録

今年の猛暑

2015-09-10 | 日記
今日は台風のあとの大雨。7月の後半から晴れの日が続いていたのに、8月後半からはずっと天気がぐずついているので今年は夏があっという間に過ぎて行った気がする。季節の過ぎていくのが何と早いのだろう。札幌の叔母さんがトウモロコシを送ってくれたのは2週間ほど前だった。今はもう梨の季節になってスーパーでは若光、幸水は終わり豊水が出回っている。梨の次に栗が出始めるともう秋だなあ。

今年は7月から8月にかけて連日猛暑が続いた。その暑さを忘れないうちに記録しておこう。


ウド ウコギ科

ウドの花が咲いていた。こんなにきれいだと思わなかった。


球状の散形花序が多数円錐状についた大型の花序。


葉は大形の2回奇数羽状複葉。


シモツケソウ バラ科

キョウガノコと花はそっくり。シモツケソウは草でシモツケは木。


クサフジ マメ科

青いクサフジの花が咲いていた。


クサフジはナヨクサフジ、ツルフジバカマなどととても似ている。クサフジやナヨクサフジは小葉の数が17-24枚と多くて、ツルフジバカマは小葉の数が10-16枚とやや少ない。ナヨクサフジはクサフジよりも花の筒部が長い。


チダケサシ ユキノシタ科

草むらにピンクのチダケサシの花が咲いていた。茎の先に細長い円錐花序を出し、淡い紅色を帯びた白い小花を密につける。葉は2回から4回の奇数羽状複葉。


近づいてよく花をみるととても美しい。


ハンゴンソウ キク科

葉は羽状に3つから7つに深く裂け互生。 ハンゴンソウだろう。


茎先に散房花序を出し、たくさんの黄色い花をつけている。キオンの花もハンゴンソウとそっくりだが葉が裂けない。


オオハンゴンソウ キク科

人の背丈ほどに成長したキク科の群生があった。オオハンゴンソウのようだ。




オオハンゴンソウは学名Rudbeckia laciniataでルドベキアの仲間。ハンゴンソウとは別の仲間。「外来生物法」で特定外来生物に指定され、栽培や移動ができないらしい。


メタカラコウ キク科

オオハンゴンソウの横で咲いていたキク科植物。メタカラコウかなあ。


花茎の高さは60cmから1m程度になる。根出葉はフキに似て長い葉柄があり葉の縁は鋸歯状。茎につく葉の葉柄は茎を抱く。似たものにオタカラコウがある。メタカラコウは葉の基部がほこ形に張り出しオタカラコウはまるい。頭花の舌状花の少ない(1-3個)メタカラコウに対して、オタカラコウの舌状花が8個程度と多い。


イヌゴマ シソ科

草むらで咲いていたシソ科植物。イヌゴマのようだ。


花は上唇は裂けず先が丸く、下唇は3裂して紅紫色の斑紋がある。


クルマバナ シソ科

これはクルマバナだろうか。


花は上唇は小さく、浅い切れ込みが入り、下唇は大きく3裂する。