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もぐらもちの写真散歩

写真がメインの散歩日記です。古い写真も紹介します。

巾着田「彼岸花」 12 白飛びを押さえて

2007年09月18日 00時16分33秒 | レンズ etc
 この写真の花は、直接光が当たっているわけではないので、白飛びは少ない。しかし花は、光を反射しやすいので注意が必要だ。そのため、最近では補正を使うことが多い。少し暗めにしておくのだ、不用意な花の白飛びをかなり防げる。RAWで撮る場合でも同じだ。基本を合わせておいた方が、後からの補正操作も楽にできる。
 この写真ぐらいの白飛びであるなら、許容範囲だろうか。しかし、今度は花びらに艶っぽさがない。難しいものだ。僕の持っているデジカメ、5Dは白飛びに比較的強く、R-D1は黒つぶれに強い。エプソンのプリンター(PXインクの930)も黒つぶれに強い。そう思っている。
 撮影機材と映像情報:キャノン5Dに常用レンズのタムロン、SP28-75mm F2.8。ISO-200 38mm F6.3 1/160 補正-0.3
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巾着田「彼岸花」 11 光の中で

2007年09月18日 00時13分49秒 | レンズ etc
 たいした知識もないのに、説明口調(文体かな?)で堅苦しく思われるかも知れない。優しい言葉で丁寧に述べると言うことは、考えているよりも遙かに難しい。我慢して付き合っていただけたら嬉しい。
 白飛び(光が強すぎて、表現できる明るさの階調を飛び出してしまうため、その部分の描写ができなくなる状態)や、黒つぶれ(光量が少ないため、隣同士の暗さ黒い色の違いを、明るさの階調の中で表現しきれないこと)の写真は、写真を撮る人に嫌われる。しかし、ぎりぎりそこまで持って行かないと、見せることのできない絵もあるのだ。
 曼珠沙華の花びらはつややかに伸びきっているように見えるかも知れない。しかしこの写真を見ると、花びらの表面は細かな凹凸があり、思っていたよりざらついているような気がしてくる。それがどのような程度であるかは知らないが、新しい一面を見ることができた。そのために、全体は白飛びが多くなってしまった。この知識と経験が、新しい絵作りに力となるだろう。
 撮影機材と映像情報:キャノン5Dに常用レンズのタムロン、SP28-75mm F2.8。ISO-200 55mm F7.1 1/200 補正-0.3
 今日は、大きな写真が3枚続く。原寸でカットされた、縮小されていない写真だ。縮小してしまうと、つぶれて見えなくなる部分を見てもらいたいからだ。面倒でも、一番大きな原寸の大きさにして、見てもらえればありがたい。
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巾着田「彼岸花」 10 花を撮るには、花を知る

2007年09月18日 00時12分14秒 | レンズ etc
 よく言われることだが、「敵を知り、己を知れば…」たとえて言うなら「花を撮るなら、花のことを知れ」とでもなるのだろうか。撮っている内に知れることも多いのだが、やはり積極的に知ることだろう。それも、本などの既存の知識を調べることでなく(もちろん、無しとはしない)考えることだ、理解し、把握し、想像できることだ。
 始めに、緑色の花芽を見せた。それはどのように割れて、中のつぼみはどのように伸びて、花を開くときどのようにおしべやめしべを広げるのだろう。無意識に知るのでなく、意識してそれを知ろうとするのだ。この写真はそのためのものと考えてもらえれば幸いだ。
 撮影機材と映像情報:キャノン5Dに常用レンズのタムロン、SP28-75mm F2.8。ISO-400 75mm F5 1/200 補正-0.3
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