港区区役所近くまで来て、地下手駅の方を振り返る。背の高い変わった形のビルが増えた。
市役所の後ろに東京タワーが見える。今回の連れの客人と言うのは、このカメラのことだ。レンジファインダー風の要望。交換レンズやズームであることを止め、写りに妥協を無くした単焦点レンズ。富士ノンの力をフルに発揮した出来では無いかと考えている。今でこそ、キャノン、ニコンの二大巨頭につぶされたような形で他のメーカーは苦しんでいるが、それぞれ特色と力のあるレンズを作っていた。朝ペンやオリンパスは勿論、一眼レフでは名の無い富士フイルムもFujinonと言うレンズブランド持っていた。中判や大判ではそれなりに名の通ったブランドで、ぬきんでいる性能と言うより堅実な地力と言う評判だったろうか?その会社がレンズメーカーとしての意地を通した様に見えたので、使ってみたかったのだ。本当は現行より片落ちになったこのカメラより更に古い先行機種の方が欲しかった。APS-Cで1800万画素よりも、1200万画素が欲しかったのだ。引き延ばしたときに1800万画素在れば一眼レフに対して互することができると考えたのだろうか?受光素子一つ一つの面積が減り絵に深みが減る恐れがある。フルサイズで2400画素、APS-Cで1200万画が許容できる最大数のように思えるのだ。画素数だけに拘ってしまえば最終的には白黒のはっきりしているデジタル点描画になってしまう。それはそれで面白いのかも知れないが、グラデーションの無い絵には興味が無い。スマホに付くカメラが1200万画素?それは一眼レフカメラ等で絵を撮りたいと考える絵とは別な物だ。それ故に少し残念ではあるのだが、今回しばらく借り受けることが出来て大満足なのだ。短い間ではあるが、使い倒してみたい。何しろ薄いレンズに見えはするのだが。撮像素子前の空間に空きが無いほどガラスでいっぱい。レンジファインダー用の沈胴レンズを胴の中に沈めたまま撮る様な感覚なのだ。値段もそれなりに高いはずだ。
ルパンと名の付く喫茶店?カフェレストランだろうか?中々に良さげなお店。時間にゆとりがあるならここで時間をつぶしたいほどだ。
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