こんばんわ、国立市議会議員望月けんいちです。
今朝もいつもと変わらず朝6時より谷保第三公園の清掃及び体操。
7時過ぎより議会報告のポスティング。
8時50分頃より、通称かば公園の清掃を公園協力会のみなさまともに。
清掃終了後、また、ポスティング。
その後、谷保天満宮の梅まつりに行ってきました。
そして、今は、明日の一般質問の準備をしながらこのブログを書いています。
今日のブログは、土曜議会における市長施政方針に関する会派代表質問について。
質問項目は、二つ。
ひとつめは、子どもの貧困問題への対応について
ふたつめは、「文教都市くにたち」を、第5期基本構想案の3つの目標のうちのひとつ「学び挑戦しつづけるまち」として、文字通りの文教都市とするためにはどうすべきか、です。
ひとつめの質問、子どもの貧困問題への対応について。
国立市、一見すると豊かなまちと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、先日の総合教育会議において、小中学生の児童生徒の全体数4524人のうち735人もの児童生徒が就学援助を受けていること。
また、生活保護基準額の1.0倍以下の所得の家庭の児童生徒の数が、226人にも上る、との説明がありました。
就学援助の基準は所得を基準に行われているため、単純に226人の子供の家庭がすべて生活保護受給資格者になるわけではありません。
しかし、ひとつの指標として、困窮状態の子どもが一定数いるということは確実に言えます。
こういったことを踏まえると、国立市においても子どもの貧困ということは無関係ではありません。
経済的困窮に苦しむ子どもの中には、虐待やネグレクトなど複合的な問題を抱えているケースもあります。
また、子どもの貧困とは、すなわち保護者の貧困です。
子どもの教育支援のみならず、保護者の就労支援など、子どもと保護者を一体として、教育委員会、市の福祉部門、地域が力を合わせ多職種で支援する必要があります。
この多職種連携も含め、今後の子どもの貧困への対応について市長に質問をしました。
市長からは、子どもの貧困への対応として課をたちあげることを検討する、という趣旨の大変注目すべき答弁がありました。
望月は、この注目すべき市長の答弁にたいし、国立市には、高齢者の地域包括支援システムという優れた見本がある。
こういったことを手本とし、子ども版地域包括支援システムがつくれないかと要望しました。
望月けんいちが考える「子ども版地域包括支援システム」の構想とは以下のとおりです。
多少長いですが、ご一読頂ければ幸いです。
子ども版地域包括支援システム構築について
1.背景・前提・目的
背景:子どもの貧困、虐待など複合的な課題を有する子どもの増加。子どものみならず保護者を支援する必要性があり、一つの担当課では処理しきれないケースもある。
目的:複合的な課題を抱える子ども及び保護者に対する切れ目のない多職種での支援。
(母子保健サービス、福祉・医療サービス、見守り・就労支援などさまざまな生活支援、子どもへの貧困への対応など切れ目ない支援体制の確立)
2.施策の現状
これまで、教育委員会、子ども家庭部とは虐待などのケースにおいてケース会議などで連携を図っている状況にある。
3.課題
各部署がそれぞれ大変努力をしている状況は見受けられる。
ただ、現状では、それぞれの提供システムが分断され横断的なな連携が見られない。
また、情報共有及び各施策の仕分けはうまくいっているのか。
さらに、子どもの支援に力点を置き、保護者の就労支援など一体化した支援が難しかったのではないか。
4.対策
地域において包括的、継続的につないでいくしくみ「子ども版地域包括ケアシステムの必要性」
→国立市において成功している高齢部門における地域包括ケアシステムの導入を図る。
→支援が必要な家庭に対し、ケアプラン作成、チームケアなどを行う。
→母子保健ケアマネ、子育て支援ケアマネの配置(支援のハブ担当)
ただし、重大な課題として、高齢者の地域包括ケアシステムでは存在する民間事業者が、子ども支援という点ではまだまだ不十分な状況にある。
高齢者支援と同じ形での地域包括ケアシステムの構築は、子ども版地域包括ケアシステム構築は国の支援がまだまだ不足している段階では難しい。
まず、各課の担当職員が多職種連携できるようハブ的な部署(職員)をつくる。
すなわち、相談者からの一時的な相談に受けることができ、教育委員会、福祉部門、子ども家庭部など関係各所をつなぐハブ的な部署(職員)をつくる。
子ども家庭支援センターを、子ども家庭地域包括支援センターとして課に格上げ。
少なくとも教育委員会の職員と子ども家庭部の職員が同じフロアにいる場をつくる、などが考えられよう。
以上、さまざま記載させていただきました。
今後も、望月けんいちは、文教都市くにたちに住む子どもたちがどんな境遇にあろうとも、子ども達にとって最善の利益が図られるようがんばってまいります
今朝もいつもと変わらず朝6時より谷保第三公園の清掃及び体操。
7時過ぎより議会報告のポスティング。
8時50分頃より、通称かば公園の清掃を公園協力会のみなさまともに。
清掃終了後、また、ポスティング。
その後、谷保天満宮の梅まつりに行ってきました。
そして、今は、明日の一般質問の準備をしながらこのブログを書いています。
今日のブログは、土曜議会における市長施政方針に関する会派代表質問について。
質問項目は、二つ。
ひとつめは、子どもの貧困問題への対応について
ふたつめは、「文教都市くにたち」を、第5期基本構想案の3つの目標のうちのひとつ「学び挑戦しつづけるまち」として、文字通りの文教都市とするためにはどうすべきか、です。
ひとつめの質問、子どもの貧困問題への対応について。
国立市、一見すると豊かなまちと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、先日の総合教育会議において、小中学生の児童生徒の全体数4524人のうち735人もの児童生徒が就学援助を受けていること。
また、生活保護基準額の1.0倍以下の所得の家庭の児童生徒の数が、226人にも上る、との説明がありました。
就学援助の基準は所得を基準に行われているため、単純に226人の子供の家庭がすべて生活保護受給資格者になるわけではありません。
しかし、ひとつの指標として、困窮状態の子どもが一定数いるということは確実に言えます。
こういったことを踏まえると、国立市においても子どもの貧困ということは無関係ではありません。
経済的困窮に苦しむ子どもの中には、虐待やネグレクトなど複合的な問題を抱えているケースもあります。
また、子どもの貧困とは、すなわち保護者の貧困です。
子どもの教育支援のみならず、保護者の就労支援など、子どもと保護者を一体として、教育委員会、市の福祉部門、地域が力を合わせ多職種で支援する必要があります。
この多職種連携も含め、今後の子どもの貧困への対応について市長に質問をしました。
市長からは、子どもの貧困への対応として課をたちあげることを検討する、という趣旨の大変注目すべき答弁がありました。
望月は、この注目すべき市長の答弁にたいし、国立市には、高齢者の地域包括支援システムという優れた見本がある。
こういったことを手本とし、子ども版地域包括支援システムがつくれないかと要望しました。
望月けんいちが考える「子ども版地域包括支援システム」の構想とは以下のとおりです。
多少長いですが、ご一読頂ければ幸いです。
子ども版地域包括支援システム構築について
1.背景・前提・目的
背景:子どもの貧困、虐待など複合的な課題を有する子どもの増加。子どものみならず保護者を支援する必要性があり、一つの担当課では処理しきれないケースもある。
目的:複合的な課題を抱える子ども及び保護者に対する切れ目のない多職種での支援。
(母子保健サービス、福祉・医療サービス、見守り・就労支援などさまざまな生活支援、子どもへの貧困への対応など切れ目ない支援体制の確立)
2.施策の現状
これまで、教育委員会、子ども家庭部とは虐待などのケースにおいてケース会議などで連携を図っている状況にある。
3.課題
各部署がそれぞれ大変努力をしている状況は見受けられる。
ただ、現状では、それぞれの提供システムが分断され横断的なな連携が見られない。
また、情報共有及び各施策の仕分けはうまくいっているのか。
さらに、子どもの支援に力点を置き、保護者の就労支援など一体化した支援が難しかったのではないか。
4.対策
地域において包括的、継続的につないでいくしくみ「子ども版地域包括ケアシステムの必要性」
→国立市において成功している高齢部門における地域包括ケアシステムの導入を図る。
→支援が必要な家庭に対し、ケアプラン作成、チームケアなどを行う。
→母子保健ケアマネ、子育て支援ケアマネの配置(支援のハブ担当)
ただし、重大な課題として、高齢者の地域包括ケアシステムでは存在する民間事業者が、子ども支援という点ではまだまだ不十分な状況にある。
高齢者支援と同じ形での地域包括ケアシステムの構築は、子ども版地域包括ケアシステム構築は国の支援がまだまだ不足している段階では難しい。
まず、各課の担当職員が多職種連携できるようハブ的な部署(職員)をつくる。
すなわち、相談者からの一時的な相談に受けることができ、教育委員会、福祉部門、子ども家庭部など関係各所をつなぐハブ的な部署(職員)をつくる。
子ども家庭支援センターを、子ども家庭地域包括支援センターとして課に格上げ。
少なくとも教育委員会の職員と子ども家庭部の職員が同じフロアにいる場をつくる、などが考えられよう。
以上、さまざま記載させていただきました。
今後も、望月けんいちは、文教都市くにたちに住む子どもたちがどんな境遇にあろうとも、子ども達にとって最善の利益が図られるようがんばってまいります