望月けんいち 活動日記 

国立で生まれ育った普通の男が、お金も地盤も看板もなく、国立市の市議会議員になる。
国立を愛してやまない男の日記です。

受験生チャレンジ支援貸付事業をご存じですか

2015年01月27日 | 日記
国立市議会議員望月けんいちです。

今日は午前中、教育委員会の職員と打ち合わせ。市長と意見交換など。

午後は、いつも朝6時からしている谷保第三公園の掃除が朝できなかったので、かわりに午後になって掃除をいたしました。

さて、子どもの貧困というテーマを取り上げ続けています。

教育の機会均等を与える手段として、行政に周知宣伝をお願いしてきたのが、「受験生チャレンジ支援貸付事業」です。

受験生チャレンジ支援貸付事業は、中高生の受験生を養育している一定所得以下の世帯に学習塾の受講料や高校大学の受験料を貸し付けるものです。

貸し付けといっても、高校大学に入学した場合、申請を行うことで返済が免除されます。

今朝、担当部署で伺ったら、申請受付は2月13日まで。できれば、1月中が望ましいとのことでした。

詳しくは、国立市役所福祉総務課にお問い合わせください。

ちなみに、この受験生チャレンジ支援貸付事業は、東京都の事業ですので、他市においても申請可能です。他市にお住まいで関心のある方は、それぞれの市役所にお問い合わせください。

子どもの貧困問題を考えるうえで、一番わかりやすい指標は、就学援助をうけている児童・生徒の数です。

決算委員会資料によれば、国立市において平成25年度小学校児童の就学援助認定率は13.98%、中学校生徒においては、20.57%にもなります。

すなわち、ざっくりといって小学生児童7人に1人、中学生生徒の5人に1人が就学援助を受けている計算になります。

国立市においても他市と同様、「子どもの貧困」は無視できない問題です。

私の経験でも、一昨年、ボランティアで中3の男の子を一年近く教えたことがありました。

受験する段になって、私立は受験せず、都立一校しか受験しないと聴いて驚いたことがありました。

後日、教育委員会の方とこのことを話すと、都立一本と言って珍しいことではないとのこと。

受験料が負担になっているご家庭もあると伺いました。

子どもの貧困ということが、一般の家庭にも忍び寄っているのではないでしょうか。

今、なんとかしなければならない問題です。