おはようございます!
二日遅れになってしまいましたが、土日、石巻でボランティアをしてきました。
非常に印象深いボランティアとなりました。
そのなかでのエピソードを2つ紹介します。
金曜夜、埼玉県川口市をバスで出発し、石巻には土曜朝着きました。最初、被災した小学校を見学させて頂いたのですが、小学校以外は、きれいに整地されそして雪が積もっていたせいもあって、もとの状況がわからなくなっていました。それはそれで物悲しい景色でありました。
そして、仮設住宅の集会室で、仮設住宅に入っている方達に、フリーマーケットやカラオケなどを楽しんでもらうイベントのお手伝いをさせていただきました。
お手伝いがひと段落したのち、仮設に入っている子ども達と遊びました。子ども達がなじんでくると、ひたすら肩車をさせられたのですが、そのうち、こどものうちの何人かが、私のことを”お父さん”と呼び始めした。
これは非常に戸惑いました。
普段もほぼ毎週土曜日、駄菓子屋くにちゃんという地元のイベントに参加させていただき、子ども達と遊びます。
駄菓子屋くにちゃんも、いろんな境遇の子ども達が集まってきます。そのイベントで、6歳の子と遊んでいた時、つい、「お父さんは?」と聞いて、その子が何秒が沈黙ののち「いない。」とぽつりとつぶやいて、気まずかったのを思い出しました。
まして、被災地です。事前のスタッフさんの説明で、「話すことは慎重に」ともうかがっていたので、仮設に入っている子ども達の家庭環境を聴くことはできませんでした。
また、そのイベントは16時までだったのですが、終わりのころ、遊びに来た子どもがいました。カラオケがしたいというので、一緒につきそったところ、彼が「カントリーロード」という有名な曲の日本語版を歌い始めました。
著作権の関連があるので、歌詞の引用は控えますが、歌の内容は、「もう故郷には帰れない。」とういうものでした。
その子も、家を失い仮設に入っている子です。どんな気持ちで歌ったのでしょうか。かなりせつなくなりました。
次の日は、女川町の町立病院に行きました。海からは、おそらく30mぐらい高台にあります。しかし、その高台にある駐車場まで津波は押し寄せ、そこにいた方は亡くなってしまったそうです。
その話しを聴いて、自然には勝てないと思わざるをえませんでした。私達が泊まらせて頂いたご住職がお話しされていたのですが、みな一度は心が折れたそうです。
そういった状況のなかで、東京に住む私達がなにができるのか、今一度考えてみる必要があるのではないでしょうか。
少なくとも一度現地へ行ってみてください。ネットではわからないことがたくさんあります。
二日遅れになってしまいましたが、土日、石巻でボランティアをしてきました。
非常に印象深いボランティアとなりました。
そのなかでのエピソードを2つ紹介します。
金曜夜、埼玉県川口市をバスで出発し、石巻には土曜朝着きました。最初、被災した小学校を見学させて頂いたのですが、小学校以外は、きれいに整地されそして雪が積もっていたせいもあって、もとの状況がわからなくなっていました。それはそれで物悲しい景色でありました。
そして、仮設住宅の集会室で、仮設住宅に入っている方達に、フリーマーケットやカラオケなどを楽しんでもらうイベントのお手伝いをさせていただきました。
お手伝いがひと段落したのち、仮設に入っている子ども達と遊びました。子ども達がなじんでくると、ひたすら肩車をさせられたのですが、そのうち、こどものうちの何人かが、私のことを”お父さん”と呼び始めした。
これは非常に戸惑いました。
普段もほぼ毎週土曜日、駄菓子屋くにちゃんという地元のイベントに参加させていただき、子ども達と遊びます。
駄菓子屋くにちゃんも、いろんな境遇の子ども達が集まってきます。そのイベントで、6歳の子と遊んでいた時、つい、「お父さんは?」と聞いて、その子が何秒が沈黙ののち「いない。」とぽつりとつぶやいて、気まずかったのを思い出しました。
まして、被災地です。事前のスタッフさんの説明で、「話すことは慎重に」ともうかがっていたので、仮設に入っている子ども達の家庭環境を聴くことはできませんでした。
また、そのイベントは16時までだったのですが、終わりのころ、遊びに来た子どもがいました。カラオケがしたいというので、一緒につきそったところ、彼が「カントリーロード」という有名な曲の日本語版を歌い始めました。
著作権の関連があるので、歌詞の引用は控えますが、歌の内容は、「もう故郷には帰れない。」とういうものでした。
その子も、家を失い仮設に入っている子です。どんな気持ちで歌ったのでしょうか。かなりせつなくなりました。
次の日は、女川町の町立病院に行きました。海からは、おそらく30mぐらい高台にあります。しかし、その高台にある駐車場まで津波は押し寄せ、そこにいた方は亡くなってしまったそうです。
その話しを聴いて、自然には勝てないと思わざるをえませんでした。私達が泊まらせて頂いたご住職がお話しされていたのですが、みな一度は心が折れたそうです。
そういった状況のなかで、東京に住む私達がなにができるのか、今一度考えてみる必要があるのではないでしょうか。
少なくとも一度現地へ行ってみてください。ネットではわからないことがたくさんあります。