あなたが私にくれたもの

日付が変わった１７日の深夜、私はメールを打っていました。

先ずはmixiで訃報を一言つぶやきました。。。これが精一杯でした。

暫くして大事な事に気付きました

毎日のようにお散歩で会うご近所さんにこの事を真っ先に伝えなければ！！

だって、もし朝誰かに会って「きなこちゃんは？」なんて聞かれたら・・・きっと耐えられないと思ったんです。だから、口で複数人に伝える気力は既に消失してたのでメアドを知っている近隣のワン友に一斉送信したのです。


《最後の３ショット》お姉ちゃんと一緒♪



朝になり・・・早朝一番に駆けつけてくれたのは『ぽんぽこさん』でした。

顔を見るなりとめどなく溢れる涙・・・「きなこ死んじゃったぁーーー!!」と叫び泣く私を受け止めてくれました。

ぽんぽこさんの後ご近所のお友達が代わる代わる途切れる事無くいらして下さいました。

《午前中》棺はパパの手作りです


また、ご近所さんだけでなく『都下組』のお友達も駆けつけて来てくれました。
JAHAのCAPPで一緒に活動しているキャンディママさんは住所しか知らない我が家に都内から電車を乗り継いで我が家まで来てくださいました。

ヒロックドッグランで一緒に遊んだ当時のファミリーも沢山来てくださいました。
『今度会おうね』『今年は会おうね』などと言って中々会えていなかった友達も多く、これもまた『きなこ』が会わせてくれたんだなと思いました。

夜までに総勢３０人近くの弔問客が来てくださいました。

《午後になって・・・》どんどんお花が増えて行きました


本当にずーーーっと来てくださっていたので、私はトイレに１回立ったきりで玄関のお迎えはパパ、お茶は義母が入れてくれていました。

みんな亡くなった『きなこ』のお顔を沢山撫でて下さいました。

《たーーーくさん！》お花とオヤツとお手紙に囲まれて安らかな『きなこ』




・・・きなちゃん、あなたはママにこんなに素敵なお友達を残してくれたのね・・・

あなたがお空に逝っちゃったって知ったお友達がこんなにも沢山、飛んで来てくれたよ

ママがご飯食べてないだろうと心配して、みんなが沢山食べ物持って来てくれたよ

きなちゃんがくれたお友達・・・みんなみんな最高だよ！

一緒に泣いてくれたよ　一緒に沢山思い出語ってくれたよ

きなちゃんはママにこんなに素敵な仲間をくれた

きなこが居なかったらママは今の仕事にも就いていないし、車の免許も絶対取って無かったよ。大嫌いな車の免許を死ぬ気で取ったのも『きなこ』を病院に連れて行くためだったから・・・。

車に慣れる為に車通勤出来るところに転職して毎日乗るようにもしたんだよ

きなことだったら何処へでも行けたっけ

アバラ２本折りながらも九十九里まで２人で撮影に行ったっけね
都内だってなんだって『きなこ』と一緒なら何処だって行けた

思い出沢山だね

あなたは私にたーーーくさんの思い出と仲間をくれました。

人生もくれました。大袈裟じゃないよ。『きなこ』が居なかったらきっと未だに原チャリしか乗れてなかった筈だよ。

・・・こんなに沢山色々貰ったのに・・・ママはあなたに何にもお返しが出来ていません・・・

どうしたらいいの？

ズルイよ・・・きなこ

ママにも何かさせてよ・・・


《あれから『ぱんな』の笑顔が消えちゃった・・・》





いつも応援して頂きありがとうございますお帰りの際は



*　直メールの方はこちらからどうぞ→