第6回目は前列で、華麗な音を奏でているヴァイオリンのNさんです。
私の音楽歴
私はもともとクラッシック音楽が好きで、レコードやCDで聴いたり、コンサートに出掛けたりしています。
多分、父の影響だったと思います。小さい頃から、クラッシックを聴いて育ちました。といっても家は貧しくとても楽器を習わせてもらえませんでした。
私がヴァイオリンに出会ったのは、大学に入ってオーケストラ部を覗いた時でした。全く触ったこともなかったのですが、やはり、小さい頃からの憧れがあったのでしょうね。部の楽器を貸してもらって、先輩に手取り足取り教えてもらって、始めることになりました。なんとか続けられるかなあと思った時、父が国産の安物ですが、ヴァイオリンを買ってくれました。今でもその楽器を使っています。
大学の4年間、ずいぶん難しい曲を練習したものだと思いかえしています。初めて取り組んだ曲はシューベルトの未完成でした。入学したその秋になんとベートーベンの第9を演奏しました。もちろん、ヴァイオリンを持ったばかりの私に弾けるわけがありません。それでも上野の文化会館の大舞台にのってしまったのです。びっくりです。
私の在学中は学生運動が盛んな時期で、まる1年授業がない時期もありました。それでも部活動の方は途切れなく活動して演奏会を重ねていました。今考えるとなんと無謀なことと思えますがそんな学生生活でした。シベリウスの第2や、ブラームスの第2や、サン・サーンスの第3などを経験しました。
卒業してから全く楽器にさわることなく40年以上ブランクがあって、10年ほど前にシニアアンサンブルに巡り会いました。そして再びヴァイオリンを手にすることになりました。
シニアアンサンブルの話とか、アマオケに参加していた時の話とか、また、いろいろなコンサートを聴きに行った話とか、いろいろありますが、長くなるのでまた次の機会にすることにします。 Vn N
無謀な中に青春を感じますねぇ~ 私は、今でも無謀だが青春か?? 当時のお写真見たかった!
若い時から使っている楽器には、愛着がありますよね。私も高校から○○年使っている楽器はとても大切です。