昨日は、私が退院して丁度1か月。
退院祝いに父さんの行きつけの寿司やに連れて行くと
長男から申し出でを受けていたが、私の体調の回復具
合と長男のスケジュールなどの関係から、日程が決まら
ないでいた。
それが、昨晩、漸く実現した。
ススキノにある寿司屋で、我が家からは20数キロ。
本来なら日本酒の好きな長男は一緒に飲みながら寿司を
頂く所だが、私の歩行の事を考え、彼はお酒を飲まず、往
復には、私の車を使う事にし、帰りは長男が運転して帰る
事になった。
20数年の付き合いになるその寿司屋には、退職後は全く
行っていなかったので、常々いきたいと思っていた。
長男の好意は大変嬉しく、日程が決まってからは心待ちに
していた。
カウンターに12人程度が座れば満席になるそのお寿司や
は、カウンターの前にまな板が2カ所にあるほか、ガスコンロ
があるだけで、別に調理場があるわけではない。
文字通り、包丁1本で勝負するお造りと握りだけのお店。
マスターと控えめな奥さんの二人で切り盛りするこじんまりと
した店であるが、何度か、その店で巨人軍のスター選手と
お会いした事があり、その時には驚いたものだった。
長男に奢ってもらうのは、今回がはじめて。
金銭的な負担を考慮し、セットものを食べようかななどと考
えていたが、「お好みで遠慮なく」と長男から配慮いただいた
ので、いつもの様に、お造りでお酒を頂くながらスタート。
お通しの次は、お造り
今回は、中トロ、かに爪、しめ鯖、水蛸、鰰のいずし、厚岸の牡蠣を注文
握り
妻はセットものの「松」を注文し、その後にお好みで頂いていた。
私の頼んだものの一部
マスターとも久しぶりに会話を楽しみながら、熱燗を妻と二人で六合くらいいた
だき、大変心地よい時間を過ごす事ができた。
この日、6時に予約し8時ころに引き上げたが、最初からわれわれの他、二組
がいて、殆ど満席状態。「相変わらず繁盛しているね。」とマスターにいうと、
「花金なのに昨日は殆ど客がいなかった」とのこと。水商売の厳しさを実感。