涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

錦秋文楽公演

2020-11-05 23:29:41 | 文楽

今日は朝から晩まで大阪日本橋の国立文楽劇場で錦秋文楽公演三昧です。

朝の空。
ほんの少し雲があるだけで秋晴れ。
東に月が見えています。

 

近鉄で大阪日本橋駅まで。
駅を出て途中にある手ぬぐい屋さんの店頭。

文楽の石碑に、谷崎潤一郎の小説「蓼喰ふ蟲」の一部

 

そうこうしているうちに数分で到着です。

劇場正面の柱に今回の公演の人形の写真。
「新版歌祭文」のお染と「源平布引滝」の斉藤実盛。

玄関を入って右側におおきなかしら。
なんとマスクをしています。

正面の芝居絵。

斉藤実盛

これは新版歌祭文の「おみつ」。尼になったところですね。

「本朝廿四孝」の八重垣姫。諏訪法性の兜を手にして、狐の精が乗り移っているところです。

二階の劇場に昇る階段の上から吊り下げられている看板。
一部の「源平布引滝」のも撮ったのですが、
帰ってからPCに落とそうとすると真っ黒で「ファイルが壊れています」の文字。
やっぱりカメラ調子が悪い。

2階の売店でプログラムを購入。
表紙は「釣女」の太郎冠者の衣装ですね。

いつもならカレンダーが販売されているのですが、今年は間に合わなかったようです。
しかたが無い、初春文楽公演の時に買う事にします。

こんなポスターが貼られています。

そのせいか、芝居のスタンプは置かれておらず、
劇場ロビーのソファーの配置が変わっていて、一人座りのソファーが間を開けて一方向に向けて設置。

三人がけのソファーは真ん中に座れないように、帯?ではなく紙が敷かれています。

劇場内を舞台から。
ここも一部の座席に座れないようになっています。

中央座席は二席置いてすわるようになっていて、右側・左側座席は一席置いてすわるように。

出語り床の周囲は座れないようになっています。

休憩時間、ロビーでは飲食ができないようになっていて、
飲食は1階の以前「文楽茶屋」だった場所が休憩所になっていてそこで食べることになっています。

芝居が終わったのは8時過ぎ。

劇場内の提灯。

真っ暗ですね。

 

劇場にはもう来年の初春文楽公演のちらしが置かれていました。
また三部制です。

部と部の間が長すぎるんですよね。
以前のように二部制にしてくれないですかね。

上方演芸特選会で初めて聴いてハマってしまった浪曲。
それまで浪曲といえば桃屋のCMでサワリだけを聞いただけでしたから。
20枚ほどCDを買って聴いています(他の人のですが)。
未だどこで拍手をするのかはわかりません。

初めて聴いたのは真山隼人さんと沢村さくらさんのコンビでした。
以来真山隼人さんの舞台は5回ほど訪れています。そして曲師はいつも沢村さくらさん。

三味線演奏者を曲師ということも知らなかったです。

そして七代目鶴澤寛治(人間国宝)のお孫さんの鶴澤貫太郎さんの会のちらし。
これは「大阪倶楽部」で開催のようです。

 

御堂筋でイルミネーションが行われているというので歩いて御堂筋まで。

やはりデジカメは調子が悪く、なんとかスマホで撮影してみました。

ここまで来るとやはり買わないといけませんね、551蓬莱豚饅。

この時期は秋の火災予防運動期間なので、大阪市消防局とのコラボですね。