汗をかきかき、平城宮跡資料館へ。
入館無料です。
今常設展示と別に開催されている企画展示は「平城京”ごみ”ずかん」
夏のこども展示です。
資料館に入ると、そこではミニ展示「すごろく土器がみつかった!」が行われています。
平城京二条大路の路面に掘られた溝(SD5100)から出土した、奈良時代中ごろの土師器杯の内側には、点が並んで刻まれています。
これは、今も韓国で遊ばれている「ユンノリ」という双六に似たげーむで使われる盤面と共通する特徴があり、
より古いタイプとみることができます。
これまで「万葉集」の研究により、、奈良時代にもユンノリに似た「樗蒲」(和名では「かりうち」)という遊びがあると推定されてきましたが、
この土師器杯はその遊びの盤面として使われた可能性が考えられるのです。
今回、平城京二条大路SD5100出土の土師器杯と、同様の記号をもつ平城京の穴(SK820)出土の須恵器皿、
平常宮東南隅出土の土師器皿を初公開します。この機会に、ぜひ古代の遊びや娯楽の世界をのぞいてみてください。
(ちらしより)
夜にお笑い芸人渡辺直美さんが、平安京の時代の食事を作って食べるというのをやっていましたが、
この常設展では平城京時代の皇族・貴族の食事が紹介されています。
さて、企画展。
平城京のでのごみはリサイクルする他には、ごみは捨てていたんですよね。
捨て方としては、穴を掘って埋める、溝の水に流す、井戸に捨てるという方法があったようです。
ジオラマがありました。
いろんなゴミが展示されていました。
有名なのは木簡ですが、木簡を再利用するために、表面を削った削りくずも。
落書きされた土器や木簡
地層の写真展示。
漆が乾かないように、要らなくなった和紙を蓋代わりに使っていて、
その和紙を丸めて捨てるのですが、漆を吸い込んでいるために、腐らずに残ったようです。
釉がかけられた土器。
昔のトイレットペーパー、ちゅう木。そして大便。寄生虫の卵まで・・・。
エアコンが効いた休憩所で30分ほど休憩し、職場へ向かいます。
東に若草山、その麓に東大寺。
栴檀の実。
どんぐりの実がすでに。
屋外にも休憩所があって、木陰を利用したのや、建物を建てたのやら。
途中、大戸屋さんでホッケ焼き定食。
ホッケ、不漁で値段あがっているんだって。
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